まだ6月、もう6月。
蒸し暑くなってきましたね。今年の梅雨入りは遅めだということですが、最近は梅雨らしいシトシト雨なんてほとんど見たことがない気がします。
今住んでいる賃貸アパートは、すでに築40数年で、たぶん耐震基準も古い方です。心配はあるけど、そう簡単には引っ越せるものでもなく
家賃も高くない代わりに、あちこち不具合はありますが、とにかく保証人もおらず収入も少ない母子家庭がアパート探ししていた時に契約をOKしてくれたということだけで、本当にありがたかった物件なのです。
ドタバタの引っ越しから18年近く経ち、私もさらに年齢を重ね、今となっては引っ越そうにも契約してくれるところもないかもしれない。(引っ越す馬力もない)
東日本大震災のあった2011年の年末に、キッチンのシンク下で水漏れが発生して、見てもらったところ古いシンクの排水口付近が腐食して穴が空いていました。
ステンレスは丈夫で穴なんか開かない、とその頃は信じていましたのでビックリ
シンク部分だけの交換は出来ないということでシンク台ごとの入れ替えとなり、入口が狭くてすんなりは入らないので玄関まわりの家具を全部出すことになり大変でした。地震の後、転倒防止のねじ留めとかもしていたので……
家賃の安いアパートのシンク台なので、管理会社も一番安いものを選定して入れてきます。
それでも、ステンレスと一応書いてありましたが、磁石がバチバチくっつくので驚いた事を覚えています。
実家のシンクには磁石はくっつかなかった。
ステンレスにもランクがあるんですね。鉄が混じっているステンレスがあるなんて、その時初めて知った。
確かに、今のアパートのキッチンでも、昔からあるステンレスパネルには磁石は付かなくて、たぶん30年以上経ってるけど全く錆も出ません。
その頃は、地震の影響で仮設住宅がどんどん建設され、シンク台の需要も多かったので、検品も緩くなり粗悪な商品も流通していたのでしょうね
3年後の2015年、再び同じような水漏れが起こり、見てもらったらまた同じ穴で……
シンク台入れ替えは大変だから修理でなんとかならないかと言ったのですが、また入れ替えになりました。
直前に買い替えた冷蔵庫が以前より少し幅があったため、入れ替え時にこすって傷がついた
その後はなんとかシンクとお付き合い。今度こそは大丈夫と信じてきましたが……相変わらず、普通に使ってるのにすぐ錆が出るポンコツシンク。子どもたちも大きくなってこの頃は料理もあまりしなくなり、シンクを使うことは少なくなっているのに
先日、またシンク下に水がたまっているのを発見して見てもらいました
9年だから、前の3倍は保ったけど
本当にステンレスなら、20年位は大丈夫なはずじゃないのか………
見てもらったら、又小さな穴があるとかで
、、、結露とかかもしれない、と淡く希望を持っていましたが駄目でした。
シンク台入れ替えはできれば勘弁してほしい。ので今回は一応コーキングで修理してもらいましたけれど
どこまでもつかは、業者さんでもわからないそうです
次に水漏れしたら、又シンク台入れ替えか、と思うと憂鬱です。使わない訳にもいかないですし。
キッチンのシンクの穴。
早期発見、早期修理
そして再発に怯える日々
少し安心して、また忘れかけた頃にやってくるかもしれない……
何かに似てるよな、と思ってしまいました
シンクの腐食は自分で快方に向かうことは決してないけど、最悪入れ替える、という手はある
人間は、入れ替えなどできないし
トカゲの尻尾のように再生してくるとかもない。
でも、日々研究している人がたちがいて
新しい治療や移植や再建の方法は進化している。
元通りにはならないにしても、少しでも辛さが減って、安心してすごせる日が来ると良いと思います。
先週6月2日、国立がんセンターでの「ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ 2024」に参加して、久し振りの方にもお会いできて良かったです。
Zoomも便利ですが、やはりリアルイベントは違いますね
これからもできるだけ参加して行きたいです。