ひとつ前に読んでいたのがイタリアが舞台だったから〜と云うのではなく、単純にヤマザキマリの "マシンガントーク" 基、"潔いもの言い" に触れたかっただけかもしれない下差し

しかも表紙には、moclのハートの一部を占めているKOBO ABE のお顔もあるではないか〜ウインク

ヤマザキマリの敬愛する御仁たち、そして成熟した「いい女」のソフィア・ローレン、須賀敦子氏も。。

 

マリさん云うところの変人好きは、どうもmoclのそれと見事にカブるし、最終の「オリジナル辞書をもって、外に出よ」なんて同感過ぎるのだ。

 

いろんな書物を読んだり、絵や映画を見たり、音楽を聴いたり、ー中略ー

例えば小説を読むと、そのたびに作者が作り上げた世界の中に没入して、一時的にその人の考え方・感じ方をするような心地になる。どこか作者とおしゃべりしたりする感じになったりする。

右上矢印右上矢印コレって、ずっと感じてきたこと。若かりし頃(未熟さゆえの、生きるという孤独感を持て余していた頃)、整理のつかない心が先人たちの書物に救われ、古今東西を問わず、語り合える人が山ほどいるのだと気づいた時の喜びは今でも忘れない。

其れ等の経験は、その時々の怒りや悲しみといった感情とともに自分のなかに織り込まれていき、いつしか一冊の辞書のページとなる。

 

常人の何十倍もの体験を経てきたマリさんの "もの言い" は、緩んだ感覚にハッパをかけるにはちょうど良い真顔

まさに ECCE HOMO (この人を見よ)だ。