一冊目を読み終えて借りていた本もなくなるし、ジムの帰りに図書館へ行こうと準備して乗り込んだら、気まぐれなマイカーからストップがゲッソリ

"シフトロック" なんてそうそう無いはずなのに偶にあるんですダウン

1時間ちょい経って、かけ直すと、、、動くから。ありがたいけどチーン

もちろんジムを休んで、ディーラーに行こうと思っても定休日だし、ガソリン入れた後に図書館で過ごすことに。。

 

とりあえず一冊目下差し

初めての作家さんだったけれど、、、静かにホラーだった汗汗

「爪と目」「しょう子さんが忘れていること」「ちびっ子広場」と三つの短編なのだが、とくに前二つの怖さが際立っている。

芥川賞受賞作であり楚々とした雰囲気のご本人画像を見ると、(失礼な話だけど)さらにぞわーっとしてしまうポーン

「爪と目」での "わたし" は3歳の女の子であり、 "あなた" は "わたし" の父の不倫相手であり、のちに死んだ母の場所に請われて居るが。。

ベランダで死んだ母の事故死に "わたし"が関わっているのか〜汗汗

コンタクトハードレンズで角膜に傷がつく、乾いたレンズを舐めて再装着する、、、以前に私もハードを使っていたことがあるので、その記述は生々しく思い出される。

「しょう子さんが忘れていること」の入院中の夜中でのできごとも "しょう子さん"の妄想なのかもしれないが、やっかいな怖さである。。

 

 

何時ものように6冊の本を図書館のバスケットに入れ、新刊書コーナーを覗き

に出会う。

じつは、このマイ本下差し

を電車などで読むのが外出時のきまりになっていて、正確に言うと二巡目である。

中村哲氏が1992年に書き残してから、アフガニスタンの状況はさらに大きく変わっている。

しかし言えるのは、変わらず世界から忘れられ続けていることであり、ここ最近はウクライナやパレスチナ問題の陰に隠れてしまっている。

 

「アフガンの息子たち」は、スウェーデンの小さな町にある難民児童たちが暮らす施設で働いた経験のあるエーリン・ペーションという女性が作者であり、訳はヘレンハルメ美穂。

ふたりの作り上げる世界は、陳腐な言い回しになってしまうが "切なく哀しく美しく詩的" である。

戦火に、タリバンに追われ、たった一人で彼の地に辿り着いた子どもたち。

高校3年時のインターシップでひと月だけのつもりで働いたのが、7ヶ月にもなっている主人公レベッカが語るかたちで話が進む。

18歳までしかいられない施設のなかでの日々のできごと、生死のせとぎわを歩く子どもたち、衝撃的な一冊だった。

 

 

 

そして、またまた振り幅大きく、ファンタスティックスミステリーになるのかなぁ下差し

もちろん初めての作家さんである。

いくらなんでも、20代後半の女子高生には誰だって驚くだろうよーと思うが、主人公の間瀬以外の "年齢を患っているから" と言う反応には無理がある気がするなぁ。

まぁ、巧みな伏線が張られているんだけれど、最終一気に人生讃歌めいた締めくくりになるのはちょいコケた。

ぱっと見冴えないんだけれど、間瀬を何かと気にかけてくれ、退職後の夢はツーリングだと言い切る教頭さん。

こういう人が教育現場にいればイイよなぁ。

そして、高校時代ロックスターだった真鍋桂子がぶっ飛んでいてオモシロい。