前回オモシロすぎたので、また借りてみました
Netflixかなんかでチラ見した気がしたから、読むのを止めようかとも思ったんだけれど、ハナシの進め方が面白くて結局読み終えてしまった
面白さもさることながら、あたりまえに原作の持つ奥深さってヤツかなぁ。
「Change the World 」に序章のように出てくる "渋谷ハチ公前爆破テロ" であり、ヤマグチアイコも出てきて、なるほど〜となるんだわー
刑事の世田と泉も登場するってことは、"世田シリーズ" なんだろうか〜 高村薫の合田シリーズのように。
篠原涼子主演の "アンフェアもの" も、秦氏の作品らしいからヒット作品多そう。
まぁ、魅力はテンポかなぁ
久しぶりに篠田節子氏
親の介護をし見送り、気づいたらズブズブッと生活習慣病になっっていた51歳の独身女性が主人公。
友人(有難い友人だと思う)からは "利用されっぱなしの人生にピリオドを打って、自分ファーストにするよう" にハッパをかけられ、病院のドクターからは "言い訳ばかりして運動に向かわない人" と謗られる。
そんな彼女が近くの水泳教室に通い出す。大手のジムでもなくプレハブに毛が生えたような水泳教室だが、嘗てオリンピック選手も輩出したらしい。
確かなコーチがいて素晴らしいのだが、良いコーチが万人向きであるとは限らない〜と云うのも面白い
教室に通う面々がユニークである。
最終、リレーに出てメダルまで獲れたのはサイコーでしょ
読みながら、周りに気遣い過ぎる主人公に "嘘だろー" とツッコミたくなるのだが、、、
親戚の無理な頼みを最後に断れるようになり、安堵したmoclなのです
モチロン初めての作家さん
出だしから、73歳のスパイの話とあっては読まずにはおれない
"メキシコ製のアメ車CALEXICO" に乗ってるのは "哺乳類の雑種のKYORISU(巨大リス)"
何だかんだと笑い転げるんだけれど、ひたひたとメローな気分にも浸るんだなぁ〜
ブッ飛んだ内容はまちがいなく、スパイといい暗殺対象の市長といい、これが無類のダンス好きの設定で、ジェームスブラウンの音楽も何度となく出てくるんだなぁ。
思わず懐かしい "SEX MACHINE" のyoutube を観ちゃった!ってハナシ
それでも何故だろう、何だか読むのに手間取ってしまった
まぁ、オモシロい作家さんには違いないよなぁー