銀河英雄伝説 Die Neue These

第13話「アムリッツァ」

 
テレビシリーズ、
まさかアムリッツァ星域海戦の
途中で終わるとは思わなかったなー。


1クールならせめてこれを終わらせるくらいまでは
行って欲しかったところですわ。

まあ、そんな銀英伝リメイクですが、
続きがリリースされていたのでレビューしていきますよ。
 
テレビシリーズのレビューは2年前のこの月なので、
もし読むのであれば、
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自由惑星同盟軍、もう逃げられない状態。
マジつれー。




昔の銀英伝なら初っ端から一緒にいたアッテンボローですが、
原作に忠実なのかここで初顔合わせ。

士官学校時代の先輩後輩の関係なのは同じ。



この頃はオーベルシュタインはラインハルトの幕僚として
付随していたんですね。
この後は軍務尚書になるので戦艦には乗り込まない方向に。



そう簡単にはやられない。
艦隊運用の手練れ、フィッシャー准将。
のちにヤンの懐刀になる存在。

ヤンの作戦をフィッシャーが運用することで、
威力を発揮するのでね。



「武勲を立てよ。勝利の女神はお前たちに
下着をチラつかせているぞ!」


出た名言www
ビッテンフェルトはヤンをここで倒せると判断。
まあ、ヤンが不敗なのはここからが凄いからですがw



帝国側が小型奇襲船ワルキューレを出したところで攻勢に出る。
帝国側は前方にワルキューレがいるので攻撃できない。



猪突猛進のビッテンフェルトがやらかしたので、
ラインハルト、マジ切れwww




ここで出ましたか指向性ゼッフル粒子!
旧銀英伝ではカストロプの反乱の時に先行で使っていましたが。



ビッテンフェルトがやられまくったので、
包囲が完成しないでござる。
ラインハルト、さらにキレるwww

まあ、キレるといってもあくまで冷静ですけど。

ビッテンフェルトはやらかしまくっているのに
下手に生き残るせいで何故か出世するんだよなw
同盟軍からもそれを揶揄されるしw




隕石群を壁にして突破!



「卿も健闘したと言いたいところだがそうもいかぬ。
わかってるな?
卿は功を焦って、進んではならない時に猪突した。
結果、卿の艦隊は甚大な被害を被り、
包囲網は完成することなく完勝の機会を逃した。
信賞必罰は武門によって立つところだ。
オーディンに帰還し次第、卿の責任を問うことにする」




全体的な戦闘そのものは帝国の勝利に終わったのに、
一人だけ罰を与えられることに、同じくラインハルト麾下の
武人たちがビッテンフェルトを慰める。



ここでキルヒアイスがラインハルトに具申しようと
行動するところを、オーベルシュタインは快く思わない。

(有能な男だがローエングラム伯との仲を
あまりに特権的に考えられは困るな。
覇者は私情とは無縁であるべきなのだ)
 
この考えがのちに大きな負をもたらす。



ラインハルトの傑物っぷりは良い時は薬になるが、
悪い時には猛毒になる危険も孕んでいるわけで、
キルヒアイスのようなブレーキ役がいないと怖いのよね。

「閣下、怒っておられるのですか?」

「怒って悪いか!?」

「私がお聞きしているのは
何に対して怒っておられるのかということです」

「何が言いたのだ、キルヒアイス?」

「貴方のお怒りは、本当は貴方自身に
向けられているのではありませんか?
ビッテンフェルト提督は
そのとばっちりを受けているに過ぎません。
ヤン提督に名をなさしめたことが
それほどくやしいのですか?」


「くやしいさ! やつはいつも俺が完全に勝とう
という時に現れて、俺の邪魔をする!」

「彼には彼の不満がありましょう。
何故自分は事の最初からローエングラム伯と
対極できないのかと」




「ラインハルト様は既に前面にヤン提督、
後背に門閥貴族と、2つの強敵を抱えておいでです。
この上、部下の中にまで敵をお作りになりますな」


マジいいこと言うわ、キルヒアイス!
部下への厳しすぎる処罰は反感を生みますからね。

そしてそう言われて自分が間違っていると素直に
認められるところが、ラインハルトの凄いところでもあります。
ただの暴君ではそうはならない。



「俺は宇宙を手に入れることができると思うか?」
「ラインハルト様以外の何者に、それが叶いましょう?」

このセリフもほんと好こw

 
 
 

こちらはヤンの方の話。
敗残からの帰還中での出来事。

「私は少し歴史を学んだ。それで知ったのだが、
人類社会には2つの思想の潮流があるんだ。
命以上の価値が存在するという説と、
命に勝るものはないという説だ。
 
人は戦いを始める時、前者を口にし、
辞める時、後者を口にする。
何百、何千年とそうだった。この先、何千年もそうなんだろうか?

いや、人類全体なんてどうでもいい。
私はこの先、流した血の量に値するだけの
何かをやれるんだろうか?」


戦争嫌いの戦争の天才、ヤン・ウェンリーならではのセリフ。

ってか、名言多すぎなんよ、銀英伝は!w
 
 

ここで同盟軍の編成が大きく変わります。


同盟政府は今回の敗戦の責任で総辞職。
しかし、遠征反対に挙手していたトリューニヒトは残る。
上の連中がいなくなったことで暫定政権のトップに躍り出た。
 
負けるとわかっていてあえてそうしたんだよな、こいつ。
本気で今回の出兵が愚であると信念をもって反対票に投じた、
ジョアン・レベロホアン・ルイも政権に残留しますが、
トリューニヒトはただ単にどちらの馬に乗れば
より強い政権を握れるかを考えただけ!




一方で同じく反対意見だったのに、軍人だったがゆえに
責任を負わされ、辞任に追いやられるシトレ元帥。
フレデリカの父であるグリーンヒル大将は左遷。

ロボスのアホはいらんけどなw
 
 

補給のしようもない状況だったのに、
補給物資の計画を担っていたキャゼルヌ少将も左遷。
(´・ω・`)



今回の遠征の発端を作ったフォーク准将は、
病気もあって入院www
こいつの存在は同盟軍において癌でしかない。



宇宙艦隊司令には大将に昇進したビュコック。



ヤンも大将に昇進して、
イゼルローン要塞司令官兼駐留艦隊総司令官として
イゼルローンに赴任。
 
このストーリー開始当初のヤンの階級は准将でした。
 
アスターテ会戦に時に同盟軍はほぼ全滅状態の中から、
隊を再編成して全滅を免れた功績で少将に昇進。
 
アスターテ会戦の敗残兵と新兵の寄せ集めで編成された
第13艦隊を率いて難攻不落のイゼルローン要塞を奪取。
その功績を買われて中将に昇進。
 
で、今回はまたも遠征による全滅逃れの功績で大将です。
残るは元帥になるだけですね。
 
 

フィッシャーにシェーンコップ。
 
ムライにパトリチェフ。
 
アッテンボロー。
 
ポプランとコーネフ。
 
そしてユリアン。
 
これでヤン艦隊の主力がほぼ完成しましたね。

 
 

同盟軍の力が衰えた今、
帝国軍はすぐにでもイゼルローンの奪還に攻めてくるのでは?
という流れでしたが、
そうならない事件が帝国内で勃発します。

皇帝フリードリヒ4世の崩御!

 
 

エンディング映像が変わりましたね。
姉ローゼさんふつくしい!



オフレッサー上級大将が侍っぽいw
あと、フレーゲル男爵がイケメンすぎじゃね!?

旧の方がアホ丸出しで似合っていたのにw

 

旧銀英伝では原作では既に死罪になっている

ベーネミュンデ侯爵夫人が生きていて、

アンネローゼを謀殺しようとする流れとかもあって、

フレーゲル男爵がラインハルトにちょっかいを出してきていましたが、

原作忠実な今回はそのせいか、

フレーゲル男爵がしゃしゃり出てこないですね。

 

 


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