☆アルテ

1話

 

貴族の家に生まれた娘、アルテ。
趣味はお絵描き。



その絵をいきなり母親に燃やされたぁっ!



生前の父親は理解力があってアルテの気のままにさせて
もらえたけど、母親は絵なんか嗜んでいないで淑女としての
作法を身に着け、男に好かれるようになって結婚しろと言う。

男親はロマンチスト、女親は現実主義者。
これは変わらないな。



この時代の、ましてや貴族ともなれば、
女の実権はないに等しいですしね。

まず、爵位を女は継げないから、嫁ぐのが当然の習わし。

どこぞの政治屋が言っていました、
女は子供を産む機械ってのは、
この当時じゃ当たり前の思考。



ルネッサンス時代、イタリアが発祥らしいですね。
この作品もフィレンツェが舞台です。
ジョジョ5部では通り過ぎただけの街ですがw
フィレンツェ行き特急を途中下車しましたがw




忍者タートルズの名前、
ルネッサンス時代の芸術家の名前w




画家になりたくて弟子入り志願するも、
どこもかしこも門前払い。
描いた絵すら見てくれない。



貴族の女が画家になろうなんて笑止千万。
今でこそ欧米ではフェミニズムが横行していますが、
この時代は女性蔑視が当たり前。

まあ今の糞フェミどもは男女平等じゃなくて、
女性優遇を掲げていますけどね。
その理由として考えられるのは、過去これまでの時代、
女性蔑視による不遇があったので、
今は優遇されてイーブンだろ?ってな感じ。
いや、お前その蔑視されていた時代は生きてないやんw
生まれた頃には今のアルテのような境遇ちゃうやんw
お前らの言い分は生まれる前に起きた戦争のことを持ち出して、
未だに賠償アル!賠償ニダ!と言っている特亜と同じレベルやぞ?




断髪キマシタワー!
女であることが問題なら長い髪を切っちゃるわ!

開幕1話でロングヘアーを断髪して
ショートヘアーになる女子主人公の
出る作品は名作!


※実例


こちら(赤髪の白雪姫)も自国の王子に見初められて
王室に上がることを強要されたから、女としての魅力を
削ぐために断髪して隣国に逃げましたしね。



周囲の糞アーティストもどきは弟子のいない
行きずりの男にアルテをなすりつけましたと。

他の連中は絵すら見なかったのに、
レオはアルテの絵をとりあえず見ます。

その後、無理難題をふっかけて追い返す流れですが…。



その難題をやってみせると意気込む。
(この時点で難題と気づいていない)

アルテ、イイね!
ポジティブキャラでショートが似合う!
これは早くも宮殿入り候補!




レオは昔、物乞いでした。
そんな生活から抜け出したくて、自分の身一つで稼いで
生きていける術を探して芸術家の道を目指し歩いてきた。

そんなレオにとって金持ちの道楽の延長線上に過ぎない
アルテの画家志望は許せない。
所詮、貴族のボンボン娘、難題を放り投げて逃げ出すだろうと。



しかしアルテは夜通し、ひたすら下積みをこなす。



飲み歩いて朝帰りしたら
アルテが寝ていたので水をかけて起こす。

この時代ぱねえ!
水かけで起こすなんて拷問中に
気絶したやつにやることじゃねーのかよw




途中で寝てしまったけど課題はすべてこなした。
手指はボロボロになりながらも。
根性あるって!(アルテだけにドヤァ)



絵が好きというだけじゃない、
家庭から自分の望まぬ生き方を強いられて、
自分が自分でいるために、
その身一つで生きていけるために画家を目指すんだと。
その姿がかつての自分に重なったレオ。
アルテの弟子入りを許諾します。



母親にタンカを切って家を出奔。
どうせ後悔するなら、やらずに後悔するより
やって後悔した方がいい。




住み込みの弟子入りですが、
同じ床につくわけにも行かず、
屋上のオンボロ小屋を改築して暮らせと。

改築もまた芸術家の仕事!

まあ私がレオの立場なら一緒に床につかせますけどね。
弟子としてまだ稼げないうちは、毎夜身体で支払ってもらいますw




やって後悔するw
早くも後悔www

 


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