そうそうそう! これよ、これ!
こういう話が見たかったんですよぉ!


…と、いきなり取り乱してしまいましたがw
私としましては、大アタリの作品でした。


リアタイ時に存在は知っていましたが、
絵柄が腐向けっぽいなーということと、
男キャラばかり登場しているなーということで、
回避していたのですが…。

レンタル円盤で視聴し、1話目から即ハマりw
古代西洋の戦争モノとか大好きすぎるwww

そして戦争モノなら男キャラばかりなのも納得。

女キャラばかりが活躍する戦争モノは
魔法ありのファンタジー作品でも違和感がありすぎるので。

 




建国75年の商業国家トルキエ将国

(騎馬民族としては500年の歴史がある)は、
隣国にある強国バルトライン帝国の脅威に晒されています。
13年前の戦争ではかろうじてトルキエが勝利したものの、
その犠牲は少なくなくありませんでした。

13年の月日を軍の強化に勤しんだ帝国は、
再び戦争の狼煙を上げようとしています。

 

 


バルトライン帝国の脅威はトルキエ将国のみならず、
他の周辺諸国にまで及んでいまして、
このあたりは私の推しアニメである「終末のイゼッタ」
似ているところがありますね。

ただ、終イゼは好きな作品ではあるものの、
不満点もありまして、
その1つが周辺諸国が無能揃いだったことです。
小国の10代の若い女2人に
世界の命運がかかっているとか過酷すぎるだろwww
他の国の大人どもは何をやってんねんwww

ってな具合に。

その点、将国のアルタイルでは
周辺諸国は無能ではなく、それぞれが考えを持ち、
帝国に歯向かうか背くかの選択を強いられます。

それがとても面白い。
 

 

 


トゥグリル・マフムート・パシャ

史上最年少でトルキエ将国の政権を担う将軍(パシャ)に
任命された新進気鋭の少年。
13年前の帝国との戦争で一族が滅び、孤児になったところを
カリル・パシャに拾われ育てられる。
戦争で親族を失ったことを帝国への恨みとするのではなく、
同じような犠牲を出さない=戦争を起こさせたくない
という信念の下、トルキエの政治を左右できる将軍を目指す。

しかし、マフムートの思いとは裏腹に、
ルメリアナ大陸はバルトライン帝国の思惑通りに
戦争への兆しが高まるのであった。


才気には満ちているものの、少年らしさの感情もあり、
やや危ういところが魅力ですねw
17歳という若さゆえに、
戦闘能力もそこまで秀でてはいません。

戦争嫌いながら戦術に長けた指揮官として
成長していく姿が見物です。
 

 


ゼヘル・ザガノス・パシャ

トルキエの繁栄を願うという意味ではマフムートと同じですが、
こちらはバルトライン帝国との戦争を歓迎している強硬派です。

ちなみに私はこっち派ですわw
いくら戦争をしたくないといっても、
あっち(帝国)が吹っ掛けてくるならやるしかないでしょ?


実際に活躍するのはアニメ放映後の展開からで、
アニメではそこまで目立った活躍はしません。
ただ、ザガノス・パシャ自らが組織した密偵網(クラック)を
大陸全土に配しており、これらの存在と
マフムートは深く関わりを持つようになります。



マフムートとザガノス、考え方の違う2人が
ともにトルキエ将国のために剣を取る姿は魅力的!





物語の開始は、
開戦のきっかけを作りたいバルトライン帝国が、
トルキエ将国に大臣暗殺事件の冤罪を
吹っ掛けるところから始まります。


マフムートは帝国側に証拠を突きつけ、冤罪を晴らし、
開戦のきっかけを阻止します。
 

 


その次は、イブラヒム総督がヒサールで反乱を起こすという事件。
これも裏で帝国が糸を引いています。

とにかく、帝国側はあの手この手で戦争の火種を起こそうとし、
それをマフムートが火消し役として頑張るw




バルトライン帝国の戦争面を掌握しているルイ大臣。
物語はルイ大臣とマフムートの頭脳戦という一面がありますね。

アニメではめっさ驚異的に移るルイ大臣ですが、
原作漫画の続きを読むとルイ大臣がザガノス・パシャに
追い詰められていくのでそこが痛快でしたw



イブラヒムの反乱を阻止はしたものの、
マフムートは国家の危機よりも友人の救出を優先したことで、
将軍(パシャ)の地位を剥奪され、軍人(ベイ)に降格されます。

その後、マフムートはザガノス・パシャの情報網である
クラック(耳役)を頼り、各地を転々とします。

 

 



そこで得た人材であるキュロスアビリガ
原作でも終盤までずっと登場しますね。

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トルキエ内乱編も面白い。

トルキエには衛星国として、
ムズラク、クルチュ、ブチャク、バルタの四将国があり、
トルキエ将国はこの4ヵ国と結託を強化して大トルキエ体制を図り、
バルトライン帝国との戦争に備えようとしますが、
四将国はトルキエには組しないと宣言してきます。

これについても帝国が裏で糸を引いてらっしゃるwww



四将国の中心であるムズラクは、
そもそもトルキエの属国扱いされていることに
嫌気をさしており、
強国になりたいという野望を持つ将王が率いています。

ムズラク将王のバラバンはバルトライン帝国から、
トルキエ将国を倒した暁には、
完全な独立国にしてやるという交渉を真に受け、
それに乗る形でトルキエ将国に組みしない姿勢w



ファトマはバラバンの妹で、
バルタ将国に嫁いだわけですが、
夫である将王が死んだことで実権を握りました。
そのため、将王の座を取って変わろうと目論む連中に
母子ともに常に命の危険に晒され、
バラバンの援助によって生きながらえている状態。
ゆえにバラバンの意向(トルキエ将国からの離脱)
には逆らえないw



ブチャクは商業的な関係で
トルキエと友好関係を築いていたが、
バルトライン帝国がトルキエを倒した暁には、
新しい交易ルートを提供すると約束され、
それに乗っかりますw
(商業国家として繁栄しているトルキエと組んでいる方が
明らかに旨味は大きいのに騙されているw)



四将国で最も力の弱いクルチュは、
他の3ヵ国の動向に追従するしか生きていく道がなく、
本当はトルキエ将国を裏切りたくないけど、
表立ってそれを言えないw


トルキエ側としては、
今の将王にはどんな交渉も無駄と判断し、
それぞれの将太子を説得し、
現将王を失脚させて将太子たちを新たな将王につけ、
大トルキエ体制を実現させようと行動します。



 

その役目を背負うのがマフムート!

 

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トルキエ内乱編で功績を立てたことで、
将軍として地位の復帰を果たしたマフムート。
迫りくるバルトラインの脅威に備えるべく、
反帝勢力を集めて反帝同盟を結成する方向へ進みます。

特に序盤でポイニキアを裏切って
バルトラインとの経済交渉を優先させたヴェネディックに対して、
バルトラインに提供するはずだった食料を数倍の値段で買い取ります。

バルトライン帝国はその食料を

戦時の補給としてトルキエに攻め入るつもりが、
それを得られないことに激怒し、ヴェネディックの船を襲撃。

バルトライン帝国が経済的な交易で信用がならないと判断した、
ヴェネディックはバルトラインと対立。
トルキエの主導する反帝同盟に組するようになります。

これを皮切りにトルキエはルメリアナ大陸中の独立国家に
反帝同盟に加わるように交渉していきます。

ルメリアナ大陸中に反帝勢力が増えれば、
バルトライン帝国はおいそれと進軍できないだろう、
という思惑でしたが、そうもいかずwww


このあたりの国家間の思惑は本当に面白いので、
是非見てほしいところです。



マフムートの育ての親であり恩師であり、
好々爺っぽいカリム・パシャの死はマジで凹みます。
(´・ω・`)


ルメリアナ大戦は結局のところ、
バルトライン帝国の敗走という形で決着がつきますが、
アニメはそこで終了。

そしてここからの、
ザガノス・パシャ主体のトルキエ将国による
バルトライン領への侵攻がこれまた面白いw


アニメのシーンを見終わった後、
速攻で続きを原作漫画で読みましたw
原作漫画はまだ完結していませんが、
ほぼ終わりのところまで来ているので、
今、読んでも問題ない感じです。




男ばかりの作品といえど、女キャラも一定は登場しますが、
あまり目立った役にはならないのでそこは惜しいw




久々に可愛い日笠陽子キャラを見た気がするw
メインのキャラではないけれど。
 

 

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