
週末に消防団の演習に参加。
それはそれはスーパーダルいったらない時間だったわけだが、でもどこか、ありかなっていう感じもあった。
これから生きていく上で、あそこまで整列を気にしたり、集団の中で上の人に命令されながら「やすめ!」の姿勢で長時間立たされたりってことは、消防団にでも入らない限り、ないと思われる。
そういう意味では貴重な経験で、知っててもいいかなと思ったし、ああいう上下関係的な、体育会系的なノリ。嫌いじゃない。
若いと一時期そういうのウザくなるんだが・・・もう年なんだな。30だもんな。
しかし、号令をかけられて、機敏に動いたり、整列したり走ったり敬礼したり・・・さながら軍隊だ。
硫黄島からの手紙を観ても二宮くんがそうだったように、日本兵は志願して軍隊に入った人間だけじゃなくて、嫌々行ってたやつも当然いたわけで、そういう生きるか死ぬかだった人たちと比べたら悪いけども、何かそういう人になった気分で参加していた。
ちょっと大げさだな。
でも戦争映画を観たくなったのは事実。観てないけど。
今回中学の運動会ぶりに行進をしてみて思ったな。隣のあの国はスゲーなと。
よくテレビに映るあの行進は芸術だ。
今回のオレ、あの国だったら殺されてたな。
オレっていうか全員射殺だきっと。
日本に生まれてよかった。