
ナスカの地上絵
世界的文化遺産といわれるナスカの地上絵。
地上絵はペルーのナスカ川とインヘニヨ川に囲まれた盆地に描かれている。
線や円形といった幾何学的図形で出来ており、約1500~3000年前に描かれた
と言われている。
46Mのクモ、55Mのサル、135Mのコンドル・・・
この辺りの絵はどこかで見たことがあるはずだ。

すごく神秘に包まれた部分が多くて、誰が何の目的でどのような手法で
描いたのかということが世界中で議論されている。
確かに、人間の視線から見下ろしても絵は見えない。
約5Mの高さから見下ろしても辛うじて線が認識できるくらいらしい。
手法についてはホント不思議。
ネットで調べると大体は2本の棒を紐で結んで直線を描いて延長していく手法。
小さい絵を最初に描いて、徐々に大きくして行った。と書かれている。
宇宙飛行士のための滑走路、巨大な暦など、意見は様々である。

世の中には不思議なものがたくさんある。
これ、正解が分かる人がいないから、もはや全ては推測にしかならない。
そんな謎めいた部分を持っているというものは、とても興味深い。
それは人間もそういえるかも知れない。
この地上絵、芸術的な美しさというよりもそれに秘められた当時の部族の人達の思いや、世界中の不思議好きを引き寄せる魅惑が高校生だった私の興味をそそったわけで、それは今も変わらない。
いつかはその写真を撮りに行ってみたいものだ。
でもあれか、ヘリとかで超高い所からじゃないとダメなのか。
ちょっとヤダな。