以前FullMetalJacketでベトナム戦争のこと書いたので、その続き・・・。

一之瀬泰造。カメラマン
カンボジアへ潜入中、26歳の若さで戦争に巻き込まれ死亡。

アンコールワットを目指したが、結局たどり着けなかった。

映画もあるが、私は本で読んだ。
読んで思ったのは普通の若者。

写真ってなんだ?って考えさせられる。
こういう命をかけるカメラマンが満足して行き着く先ってあるのだろうか。
家族に見せるため?現実を世の中に見せるため?コンテストで優勝するため?

最高の写真を撮ろうとして殺されちゃっても誰も保障してくれない。
自分で最高の写真だと思ってもだれも評価してくれないかもしれない。
それでもカメラを握り続けるのは、なぜだ。凡人のオレにはわからない。

写真はカメラマンの視線の先にある。カメラマンが表現した『かたち』だ。
それが全てか・・・。

この本は日記風に記されている。人間味が溢れリアルで面白い。


泰造カメラマンが命をかけて目指したアンコールワット。

オレはネットで簡単に手に入れた。
時代といえば時代だが、何か考えさせられる。