今年はあまりに暑くて
ロクなお出かけもしなかったせいか
古本処理がビミョーに進んでおります。
これは手に取ってパラパラした段階で
頁が分解しそうになっているので
もう廃棄決定。
トーマス・M・ディッシュの「プリズナー」
SFですね。
タイトルいかにも面白そうなんですけど。
ウロ覚えですら内容覚えとらんわ。
分かれ飛ぶページに気を付けて再読しましたが
こっちのほうが大変だったかも(笑)
4章に分かれていまして
冒頭はかなり面白いのです。
主人公が好きで買った家に引っ越ししてきて
それはあくまで自由意思だったはずなのに
何かおかしい。
街で見かけて気に入って
でもまだ買ってすらいない家具が
全部入っている。
そこから、この家どころか
この村全体が巨大な監獄だという事に気がついて
プリズンブレイクに入るわけですが
ここまではあくまで冒頭で
え〜〜〜〜〜〜と
すいません
こっからどんどん難解になっていっちゃって
話の骨子になってるシェイクスピアの話を知らないので
場の緊迫感がうまく伝わらない上に
途中で出てくる女医さんが分かりづらくて
なんか、「え〜〜と?」
誰と誰が逃げたのか
つか、主人公は逃げたんだ・・・よね?(多分)
・・ってカンジで。
これ設定だけなら、かなりあちこちで使えそうなんですが
世界観がちょっと大変。
この世界を統治するいろんな事が
いま現在でも出来ないハイテクではあるんですが
電話は交換台を通さないと繋がらないし
メカは真空管使ってるし
記録だってフィルムなんですね。
そこらのギャップが当時の未来感だと思って読むと
これはかなり楽しいです。
でもやっぱ終わりはスッキリと
「あ〜〜良かった」で終わりたいチープ読者。
トシだわ(笑)
