ボチボチ読書 | モッキン堂辺り

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なんか、そこら中を
全力でカラ回り疾走してるみたいなブログです
ナマ暖かい目でおつき合いください。

昨年からあんまり本が読めてなかったけど

ボチボチ読めるゆとりが出てきた・・・かな?

 

文庫本一冊読むのに

ひと月くらいかかってますが(笑)

20代の頃は一日2冊とかね

・・・意味分かって読んでたんかな (^▽^;)

 

そんな訳で

ノーベル賞っすね、カズオ・イシグロ。

 

もっと小難しいかと思いましたが、決してそんな事はないです。

これはそもそも知人のお薦め、

「忘れられた巨人」

 

「ファンタジーなんだよねえ、ちょっとびっくり」

・・と、珍しく熱弁をふるってました。

ドラマになった「わたしを離さないで」も

ファンタジーっちゃファンタジーと言えなくもないか。

 

この作品、何が好きかと言いますと

冒頭から描写される古い古いイギリスの村の暮らしというか

不思議な(?)村の描写。

日本ではちょっと想像がつかないけれど

必要最小限で暮らしてる老夫婦のありかたが素敵です。

 

高齢だからと蝋燭すら持たせてもらえない夫婦が

小さな旅に出るお話なんですけどね

(ネタバレにはなってないよね、ふう)

 

物忘れがひどくて

そもそもどこへ行くのかも曖昧なまま出かけちゃうんで

何となくハラハラします

辿り着いて欲しいと、つい応援しちゃうんですね。

だんだん、そんな牧歌的なお話ではなくなってくるんですが・・

 

 

登場人物がそれぞれ魅力的で、謎めいていて

そのぶんラストの手応えがずっしり重いです。

 

私にとって良い本って

何度か読み返したくなる本です

ストーリーの分かりやすさで満足するというより

世界観の魅力のほうに惹かれるせいですかね。

これもしばらくして読み返したら

また違う発見がありそう。

 

文中に「アーサー王」のお名前が出てきますが

そんだけでちょっと嬉しいというか

アーサー王とか円卓の騎士とか、私の中では鉄板ですわ。

(あ、アーサー王伝説とは、ほぼ関係ありません)