前回までのあらすじ
荒川河川敷で目撃された謎の物体。
目撃した少年の証言は「しらね~よ」
登場人物
私:荒川の釣り人。
少年:私の友達。
「証言」
2011年2月 都内某所
顔を出さないことを約束し、少年に再度コンタクトを取った。
少年はやけにテンションが高い。
「この間、荒川で見た奴について教えてよ」
「大きさはどれぐらいだった?」
「5メートルぐらい」
「色は?」
「緑で目が赤い」
「***は?」
「***は?」
少年の証言を元にイメージを描いてみた。
「こんな感じ??」
さっきまであんなにテンションの高かった少年は「しらねーよ」と呟くと、その後、口を開くことはなかった。
何かに怯えているようだ。
To be continue.