今回『八丁座』には初めて行ったんだけどすごく素敵な映画館で驚きました。
シートがゆったりしていたり、併設のカフェがおしゃれだったりというのもあるんだけど、
本編が始まる前に映画館のスタッフがスクリーン脇に出て注意事項を説明してくれたり、
『只今から上映します作品は2013年日本映画、監督○○、主演○○、上映時間は○○分です。』というナレーションが流れたり、
劇場の角席が畳の席だったりと、
古き良き映画館という雰囲気で『はじまりのみち』を上映するのにこれほどぴったりな映画館は無いと思いました。
主演の加瀬さんは
涙は流さずに片鼻のみから鼻水を流したり
涙を両目いっぱいに溜めて両鼻から鼻水を垂らしたり
堪えきれずにわっと泣き崩れたり
今回も色んな泣きのパターンを演じられていました。
素敵



加瀬さんが素敵なのは当たり前なんだけど、岳ちゃんがものすっごい良かったです。
陽気で女好きで調子がいいけど根は真面目で優しくって嫌みが無くて
シンプルなストーリー展開のエッセンスというかオアシスというかとにかくほっこりしました。
もう本当になにかしらの助演男優賞にノミネートされて欲しい!!!
木下監督役の加瀬さんが母親役の田中裕子さんの顔に付いた泥を丁寧にぬぐって
髪を綺麗にとかして
おぶって二階まで運んで
布団に寝かせてあげて
母を大切にする思いが伝わる見せ場のシーンで
田中裕子になりたい・・・と心底思ってしまった自分の邪念が情けなくもありました。
でも、徹子の部屋で木下監督が「幽霊でもいいからお母さんに会いたい」とおっしゃっていたその純粋な気持ちを思い出したらボロボロ泣けてきてきました。
親子の絆を描いた温かい作品です。
木下惠介監督の作品を知らなくても楽しめるストーリーだけど、知って観るとより楽しめることは間違いないです。
観終わったら絶対に『陸軍』が観たくなるはず。
うちの近所のTSUTAYAには『二十四の瞳』と『楢山節考』しか無かったけど(^▽^;)
白スーツに下駄を履いて浜辺を颯爽と歩く加瀬さんがとてつもなくかっこよかったです。
いつか加瀬さんには本当に監督をやって欲しいと思いました。
早めに着いたので上映前に『アンデルセン』でモーニングセットを食べましたヾ(@^(∞)^@)ノ
ホットサンドとサラダとフルーツヨーグルトとっぷりカフェラテで700円ヘ(゚∀゚*)ノ
やっぱりモーニングはお得です



Android携帯からの投稿