カブトエビの生態考察と条間初期除草1枚完了 | 自然派で行こう♪

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例年以上に今年のコナギは半端なく多いです。

昨年は本当にカブトエビが頑張ってくれて初期除草が楽だったのですけど、今年はうかうかしていると泣きを見ます。

 

毎朝ぼちぼち頑張り、時間ができたら草退治。

 

しかし、ぼちぼち草退治していると追いつかないので丸一日使って一気に草退治しました。

 

ここは水持ちが悪い水田です。

 

なので、浮かしたコナギの根が土につかないようにちょろちょろ掛け流しにしています。

 

 

▼そこで気がついたのですが!

 

コナギがほとんど生えていません。

 

そして水を入れ始めると水口辺りの水が澄むのですが、カブトエビが次々にやってきます。

 

カブトエビは水温に敏感で、あんまり高水温になると死んでしまうんだと思います。

 

 

▼以前の記事でも書いたカブトエビのいる水持ちのいいこの右側の水田ですが、カブトエビがいなくなってしまいました。

 

水温は計っていませんが手を入れた感じでは水温30度くらいになっていたように思います。

 

 

▼田んぼの水は足りていてもカブトエビを長生きさせようと思えばこまめに水を入れるほうがいいのかも?

 

全体にこれくらいのコナギ密度だったらカブトエビだけで初期除草は何もしなくて済みそうです。

 

 

▼条間のコナギ退治1枚終わり。

 

この後で米ぬかを散布します。

 

使用するのは自家製のササシグレの米ぬか。

 

肥料というより稲藁とか籾殻と同じようにこの田んぼでできた稲が育つのに必要な養分です。

 

 

▼翌日の今日、気温も高くて水温も高い。

 

浮き上がったコナギはもうすでに変色していますが、そこに米ぬかで追い討ちをかけます。

 

やがてコナギのぬか漬けは稲の栄養になると思います。

 

 

▼自分ちの循環式精米機でできた米ぬかは粒が粗くて拡散性に乏しいです。

 

やっぱりこういった用途に使うにはコイン精米機の米ぬかのほうがよさそうです。

 

さて、お昼からも除草作業続けます。