田んぼの除草作業も今年は順調に進んでいます。
最初はビニペット除草器をつかい、その次にデッキブラシ除草。
そして八反取りを使って除草しましたが、アゾラクリスタータという浮き草がある田んぼは手付かず。
ここは自然栽培を開始してまだ2年目の田んぼなので自家用米とします。
なので、ほどほどの収穫量があればいいからです。
4〜6年間自然栽培をしている安全で土が痩せてきている田んぼの草退治を重点的にしています。
でも、そろそろこの2年目の田んぼも草退治をしないと収穫しづらくなります。
▼八反取りでは手に負えない草の大きさと密度ですから文明の利器を使います。
昨年買った水草カッターというものです。
これをエンジン刈り払い機に取り付けて雑草をこなごなにしていきます。
▼エンジンのパワーでガンガン処理していけます。
ただ、稲株も刈ってしまうことがあるので、キックバックしないように注意が必要。
なので、知らず知らずのうちに力が入ってしまい、非常に疲れます。
少々大きくなったコナギでも木っ端微塵です。
▼コナギが粉々になって浮いてきました。
ところどころ抜けている株は刈り倒してしまった部分ではなく、最初から欠株。
▼水草カッターで削った土を見るととてもきれい♪
これでしばらくはこの場所には生えてこないと思います。
▼取りこぼしもありますけど、少しくらいなら問題ありません、
さて、お次はもっとも気合を入れて作らないといけない渓谷の最上流にある山田。
▼ここもビニペット除草、デッキブラシ除草、八反取り除草(途中まで)をしています。
初期除草がうまくいったのでコナギの密度はそんなに高くありません。
▼コントラストをあげてみるとコナギが生えている場所がわかりやすいです。
ここからは株間をと稲株の周りの除草を一株一株行っていきます。
▼使うアイテムはこれ。
「水草とれ太」という道具ですが、これがなかなか使い勝手がよく、体も疲れません。
特に中腰にならなくてもいいので腰への負担も少なくて済みます。
▼これは本当に優れものです。
深く入ったコナギの根も簡単に引き抜いてくれます。
▼コナギがかなり大きくなってきました。
これは早く片付けないと分蘖期に入った稲の生育に影響が出ます。
除草を続けていると・・・
▼あ!鹿に食われています・・・。
今の時期鹿に葉を食べられてもすぐに再生しますけど、稲株を踏み潰されるともうだめです。
▼なので、予定を変更してネットの張替えをします。
草や蔦が絡まる草や蔦を鎌で切りながらネットをあげてまずは草刈り開始。
▼二重のネットにしていましたが、その作業がしづらいです。
シンプルに一重の方がよかったかも。
▼ネットが倒された原因は落石によるものでした。
ネットもところどころ破れていましたが、鹿やイノシシが入るほどの大した損傷はなさそう。
道路脇なので電気柵も使うことができないので防獣ネットと爆音期だけが頼りです。
出穂までおそらくあと45日〜50日。
それまでに草退治はもちろん、獣にはいられないように念には念を入れないとです。