無肥料で育てている下仁田ネギを初収穫してみます。
それは本日グレの初釣りに行くので鍋の具に使いたいから♪
それにしても生育が悪すぎます。
無肥料栽培では下仁田ネギの栽培は難しい。
▼よくできたものでもこのくらい。
しかも柔らかくてフカフカで今までのようにぎっしり詰まった感じではありません。
しかし、それが悪い事なのかといえばそうではないと思うのです。
商品価値と本当の価値は別物ですから。
▼さて、1月2日初釣り開始です。
この日は早朝5時に磯に行くも、夜通しで釣りをしていた人たちでいっぱい。
正午くらいには帰ると伺っていたので出直して再び磯に。
釣りをしているのは昔からのこの磯の常連。
一番向こうで釣りをしているのは鮎釣りの世界では全国で名の通った名人「くっさん」。
手前は昔は暴れん坊、今は愉快すぎるオヤジ「すぎわかさん」。
彼らと知り合って20年以上になりますが、久しぶりに揃って竿を出せるのが何より楽しい。
お正月は帰省してきた懐かしい昔の常連がこの地磯にやってきます。
さて、釣り開始〜〜♪
▼新年という事で集魚剤も今まで使った事のないモノを。
本当は集魚剤なんていらないのですけど、餌を遠くに飛ばすために使っています。
何しろこの磯には最初からグレが集まっていますから。
マキエサのオキアミの沈下スピードと同調するらしいので買ってみました。
▼3kgのオキアミを半分に割って集魚剤も半分と混ぜ合わせ。
混ぜてみましたがなんだかボソボソとした感じ。
でも、けっこう遠投はできました。
▼新年なので道糸も新品に交換。
この磯で釣りをするときは大抵この糸。
強い北西風が横から吹く事が多いので糸はできる限り細く。
▼糸が新しいと大物が来ても安心感が違います。
1.35号でもシイラや大型のイズスミでもやりとり次第で取り込めますので口太グレなら余裕です。
▼沖を見ると沢山の湧きグレが・・・
湧きグレとは浮きグレとも呼ばれます。
グレの大群がプランクトンを食べるため?移動のため?に水面直下に浮いてしまう事。
まずはこの湧きグレを釣ってみようと思います。
▼ウキは遠投が効くウキ。
このウキは初めて使うウキです。
ウキ下は30〜50cm。
短いウキ下で遠投するとウキに仕掛けが絡むので絡み防止対策を。
▼ハリはカエシのないスレバリ。
カエシがないとハリ先が鋭くなるので釣果が全然違ってきます。
▼刺し餌はボイルオキアミの砂糖漬け。
砂糖に漬けるとボイルのオキアミがさらに固くなりますので遠投してもハリから落ちません。
湧きグレの少し向こうに仕掛けを遠投してアタリを待っていると・・・
▼早速釣れました♪
今年も初釣りで坊主を逃れました。^^ラッキーです。
▼浅いウキ下で釣りをしているとボラも釣れてしまいます。
60cmを超えている大きなボラ。
外洋にいる寒のボラはかなり美味しいのですけど、やっぱりグレの味にはかないません。
タモですくってキャッチ&リリースです。
その後、風が強くなりすぎて湧きグレを狙えなくなり、普通の釣り方に切り替えました。
まだまだスリムな体型ですが、2月には真子や白子でお腹が大きくなります。
その頃のグレが一番好きです。
▼結局グレは5尾。
半日の釣りでしかも地磯でこれだけ釣れれば満足です。
早速帰ってグレを捌いて朝収穫した下仁田ネギと一緒にいただきます。
▼この日の最長寸。
40cmをわずかに切っています。
この日は今シーズン7回目の釣りでした。
12月29日、12月31日にも釣りに行きましたが、いずれも1尾だけ。
とはいえ、地磯で7回連続ボウズなしは嬉しいです♪
▼自給姿盛りの完成♪
下仁田ネギを添えてみました。
▼しゃぶしゃぶでいただきます♪
やっぱりグレのしゃぶしゃぶは美味しいですね♪
30年ほど前からこの食べ方をしていますけど、旨みが逃げていないというか食感がいい。
それに、複数人で食べる場合にも自分のペースで食べられるのも良いですね。