その後のヒエだらけの田んぼと今後 | 自然派で行こう♪

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ここは1段上の田んぼから水が落とされてくる田んぼです。


今年から借りた田んぼです。

高齢化と米の価格の暴落で割りに合わない農薬散布はしないと言っても、除草剤とか化成肥料とかもきっと流れてきている・・・

そんな田んぼは大変な努力をして草退治するに値しない。

そんな圃場のお米を自然栽培米として販売できないからです。

なので、条間の初期除草のみ済ませて、あとはその他の田んぼの草退治に力を入れていました。

さて、なぜこうなったかというと、この水田には通路がなく、隣の田んぼを通らせていただかないといけません。

早い話、隣の田んぼが代掻きする前に田植えを済まさないといけません。

その頃には10cmにも満たない小さな苗でして、水を深くすることができない上に、親切な方が水の管理をしてくれまして・・・

水をいっぱいに入れていてもすぐに抜かれていまいました。

「無農薬で稲作をしています」と公言すると過去にトラブルが発生したこともあり、

無農薬だということをあえて黙っていました。

この田んぼから水を抜いた人は元農業高校の講師していた人。

だから素人の手助けをしたつもりなのでしょうか?

ヒエが少ない部分は稲の穂が見えています。


▼でも、ヒエが密生しているところはこんな感じ。


恐るべしヒエ!!!

コナギの方が生えないようにするのは難しいですが、

ヒエはひとたび生えてしまったらあとが大変。


▼田んぼの真ん中なんて、こんな感じです。


稲穂なんか無いに等しい。

来年はこの田んぼでどのような稲作をしようか・・・

正直なところ、県の奨励品種(コシヒカリとかキヌヒカリとか)を減農薬栽培するしか無いかな?と思うのです。

そして、収穫したお米はJAに出荷。

それを翌年の稲作の経費にする・・・これが一番かなと、思っています。

正直なところ、ほとんど手作業のような私の稲作でもなんだかんだで結構な経費がかかります。

利益を出さないと大蔵省(古っw)は財布の紐を緩めてくれないのです。

いくら真剣に稲作に取り組んでもちゃんとした利益を出さないとそれはただの趣味。

無農薬の稲作の幅をもっと広げるにはその方法が一番かもしれません。