
本日は1日中田んぼで草取りをしていました。
草取りの前に投票を済ませ、家から離れた田んぼの様子も見てきました。
ここは陸苗代の苗(畑に種をまいて雨水だけで育てました)を植えました。
面積は7畝(7アール)あり、手で植えました。
手で植えながらデッキブラシでまだ生えていない草を除草してそこに植えました。
手間暇かかりましたけど、最初に手間暇かけると後がめっちゃ楽!
草退治しなくても草は生えていません。
生えている草はヒメミソハギ・カヤツリ・ホタルイが点在している感じ。
▼あれ程悩まされたコナギもこの通り。

まるでキリンの大群に見下ろされて恐怖におののいている百獣の王ライオン。
悪さをしようにも悪さができない密度です。
草に勝つにはやはり「草を見ずして草を取る」ですね。
発芽寸前の見えない草を退治すればこの通り。
手植えの田植えはこの方法が有効でした。
機械で植える場合もヒントをいくつも見つけています。
いつの日か簡単に無農薬で稲作が出来る方法を見つけたいです。
今年の田んぼはすべての田んぼで肥料を入れていません。
なので普通に栽培している田んぼとは葉っぱの色の変化具合が違います。
慣行のV字型稲作では最初から効く肥料を入れているので最初から葉色がすぐに濃くなり、そして色が薄くなります。
そしてまた肥料を入れるのでまた葉色が濃くなる。
▼私の田んぼは皆さんの田んぼの色が薄くなる頃に葉色が濃くなります。

肥料は入れていませんが葉色が濃くなる。
稲って肥料なんて本当はなくても育つんです。
冬草の養分であったり、前作の稲わらであったり、雨水の窒素、空気中の窒素。
でも、普通の人はたくさん収穫したいから肥料を入れる。
肥料を入れると病気も出やすいので農薬を使う。
私の周囲の皆さんは私の倍ほど面積あたりのお米の収穫量があり、たくさん採れた人はみんな自慢げ。
でも、売れ残って仕方ないという・・・(一昨年の米もまだあるとか・・・)
なんの為に肥料を使って農薬を使って稲作しているんだろう?
謎・・・
私のお米は収穫量が少ないですからね。毎年すぐに売り切れます。
これでいいんだと思います。
ハイロウズ 「青春」