無肥料春ジャガお試し収穫 | 自然派で行こう♪

自然派で行こう♪

自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



3月4日に植えたジャガイモの収穫を始めようと思います。

品種はメークイーンで肥料は全く与えず育てています。

肥料なんか入れなくても立派に育ってくれます。

有機質肥料を入れると肥効が長続きし、収穫時期にまで肥料が効いていると腐りやすくまずい芋になるそうです。

なので、収穫前に肥効が切れるように硫安を適量与えるほうが味がいいとも言われています。

しかし、硫安を使うとせっかく柔らかくなってきた土が固くなります。

ということで毎年ジャガイモは無肥料で育てています。

無肥料でもそこそこ収穫できるのはマルチシートのおかげです。


▼株間は45cmで植え付けました。


毎年丸のまま植えていますが、今年は種芋が少なかったので半量は種芋を切って使いました。


▼切るのは久しぶりです。


断面に草木灰は使用しません。

マルチシートをするので雨が降っても切った種芋もほとんど腐ることはないです。

発芽したら2本立てにして育てました。


▼さて、少しだけ収穫してみるとします。


地温アップと雨除けのためのマルチをはぐると土がかなり乾燥しています。

ジャガイモは乾燥状態で育てるほうが美味しい芋になると感じます。

それに収穫も楽チンです。


▼スコップを入れると~


芋が出来ていました。

極端に小さな芋がなくってそこそこ大きさが揃っています。

種芋は15~20cmくらいの深さに植えています。

あんまり深く植えても意味がないように感じますが少しでも日焼けして緑になった芋を避けるために深く植えてみました。


▼1株でこれだけ


これは切った種芋の株です。

2本立てくらいなら無肥料栽培でも切ってもそんなに収穫量に影響しないようですね。


▼一番大きなものでこれくらい。


毎年出る「そうか病」の症状も例年より軽度でいい感じです。

種芋を切らずに植えたほうはどれくらいできているかな?

収穫量が変わらなければ無肥料栽培でも種芋を切ろうと思います。