【ダメ元実験】稲も野菜も同じ植物ならば | 自然派で行こう♪

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稲が田植え早々に稲穂ができ始めました。

通常は田植えすると稲の茎がどんどん増えてそれから稲穂ができます。

しかし、この田んぼの半分の苗は植え付け早々に稲穂ができ始めました。

まだ穂は出ていませんけど、茎に対して横方向に出ている「止葉」がその証拠。

稲作において、あるまじき大失敗です。

こんなの初めてです。


▼これは早めに植え付けた同じ苗代の稲です。


種おろし(種まき)した日は同じです。

こちらは順調に育っています。


▼分蘖した茎から2枚以上の葉が出ていればまだ分蘖(ぶんげつ)します。


しかし、稲穂に栄養が行ってしまうとその後の分蘖はあまり期待でき無いし、

分蘖しても稲穂の出来ない茎になる可能性も大きいと思います。

それにしても、とんでもない失敗をしたものです。

ちなみに、同じ苗代の苗でも田植えしようとずいぶん前に一度引っこ抜いた苗は止葉が出ていません。

引っこ抜いてはみたものの、あまりに小さかったので苗床に戻しました。

なぜでしょうね?不思議です。

種まきから現在までの積算温度も、苗代に残る栄養分も同じはずなのに・・・

根に刺激が加わると何かのスイッチが入るのでしょうか?


▼植え付け早々に止葉がでた苗も中には分蘖(ぶんげつ)しているものもあります。


そこからは葉っぱが2枚以上出ています。

ということはこれは分蘖して茎数が増えるということです。



▼ここで実験をします。


同じような状態の稲を2株選んでみました。

茎数は同じで、真ん中の茎には止葉が出ています。


▼左側の株の真ん中の茎を切り取ります。


キュウリもナスも一番花~いくつかの花芽を摘むと株が充実します。

大豆だって摘芯すると太い株になって収穫量がアップします。

稲だって同じ植物ですから、最初の稲穂を摘むと稲穂に行く栄養が茎に行き、充実した株になるかも?

何よりも、今稲穂ができてしまうと、稲刈りシーズンには古くなってしまって食味も悪いと思います。

ど素人の浅はかな考えではありますが、試してみないと納得がいかないので実験します。


▼切り取った茎の中には幼穂ができていました。


まだ全部の田植えも終わっていないのに・・・^^;


▼さて、稲穂を積んだ左の稲と、摘んでいない右の稲。


差は出るのでしょうか?

もしも顕著な差が出はじめれば他の株の幼穂をはらんだ茎も切り取ってみたいと思います。

ネットで検索して同じような実験をしている人がいればよかった(?)のですが・・・。

前例が出てこないのでまずは自分で実験です。




なにぶん、素人なので笑わず見守っててくださいね。^^