
夏といえばぬか漬け!ぬか漬けと言えばナス♩
ナスのぬか漬けさえあれば・・・いや、ナス漬けがなければ絶対に夏がきた気がしないです。
それだけ、ナスのぬか漬けが大好きです。
ということで、冬の間は小カブが収穫を終えてから床休めさせていたぬか床を復活させます。
▼セメダイン臭もしないし、汗臭い匂いもしません。

ぬか床って、かき混ぜればいいというわけではありません。
毎日朝夕にかき混ぜていると味が良くなりません。
低温の定温で数日おきに天地を返す。
昔の家の造りと現代の家の造りは違いますからね。
現代の住宅では冷蔵庫に入れて管理するほうが絶対に長持ちします。
今年から始めた味噌作りはど素人ですが、ぬかみそ飼育に関しては普通の素人です。
もうかれこれ60年ほどの間、ぬか床に米ぬかを追い足し追い足ししています。
私が管理し始めてから12年になります。
さて、変な匂いはしませんが、ちょっと疲れた匂いがします。
元気のいい時はチーズのような濃厚な感じですが、ちょっと勢いがなく薄い匂いになっています。
▼ということで、3倍量の米ぬかを追加します。

普通は3倍も一気に入れるとぬか床になるまでかなり時間がかかりますが、元の乳酸菌密度が高いので大丈夫。
米ぬかは生ぬかと炒りぬかを使う人がいます。
炒る意味は殺虫と、好みにもよりますがその香りが好きな人が炒りぬかを使うのだと思います。
▼塩を適当に混ぜておいて熱湯を注ぎます。

塩を適当に混ぜておいて熱湯を注ぎます。
熱湯に塩を溶かすこともしますが、お湯が余ると塩がもったいないのでぬかに混ぜました。
虫は付いていないので熱湯を注ぐ必要もないのですけどね。
新たにぬか床を作るわけではないので捨て漬け野菜を入れる必要もありません。
▼でも、畑に残ってる出来損ないの自然農キャベツがあるのでそれを使います。

捨て漬けに使う野菜はキャベツが一番手軽でいいと思います。
それは乳酸菌量が多いからです。
▼これは捨て漬けですが、捨てずに食べます。

せっかくの自然農野菜・・・
出来損ないでも捨てるのはもったいないですから。
▼まずは完了。

気温の変化が激しいので室温ができるだけ安定している場所に保管して3日~4日おきに天地を返します。
表面が産膜酵母で白くなってきたら天地返しの合図です。
あとは、ナスが実るのを待って漬けるだけ♩
▼でも、肝心のナスはまだ双葉状態なんですけどね~~。^^;

ぬか床は調子のいい状態で適量冷凍保存しておきます。
もしもぬか床がダメになっても冷凍ぬか床を新しい米ぬかに混ぜればすぐに復活できますから。

にほんブログ村