コンバイン | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



4年前に初めて稲作した時に一番ワクワクしたのが稲架掛けです。

当地方では「なる掛け」と呼びますが、昔ながらのこの風景を自分で作れた事がとても嬉しかったです。

なる掛けとはいわゆる稲を刈り取って稲架(はさ・はで)と呼ばれる竿にかけ、天日干しすることです。

確かに昨年までのような1反足らずの面積なら1人でもなんとかなりました。

しかし、3反を越えるとやっぱりキツイです。

里田ならともかく、山田でそれをすると獣に餌を与えているのと同じこと・・・

今年はほぼ壊滅的被害を受けて稲の量そのものが少なかったので、刈り取った稲を平野部まで運んで干しました。

でも、もうそんなことはできません。

なぜなら平野部の圃場全てを水田にするので刈り取り時期の早い山田の稲を干す場所がないのです。

ということは、山田に関して稲架がけはもうできません。

ご近所の兼業農家さんは大農家さんに依頼して刈り取り~乾燥~籾摺りまでしてもらっています。

費用としては1反あたり10万円もかかるそうです。

山田はいつ獣害に合うかもわかりませんし、収穫量が少ないとその時点で確実に赤字です。

今年もかなりの赤字でしたが、これからもメッチャ苦労して赤字になるなんて真っ平御免です。^^;

さて・・・どうしようか・・・?

と、悩んでいると、なんと!!!なんとなんとなんと!!!


▼ケニーさんがオークションでコンバインをコッソリ(?)と落札してくださっていました。


クボタのスカイロード SR-14J HDWというコンバインで2条狩りのアワーメーター389時間です。

年式はよくわかりませんが、程度はすごくいいとの事。

しかも、格安です。

コンバインは使ったことも乗った事もないのでよくわかりませんが、

来年から予定している4反近い圃場の稲刈りを外部委託するよりも確実に安上がりです。

ケニーさんいつもありがとうございます^^お世話になってばっかりですね。


▼袋取りタイプのコンバインです。


そして、屋根付き♩

屋根付きの農機具を持っていない私はそれがやたら嬉しく感じます。



大きさも手頃というかコンパクトですが、今借りている倉庫にはもう入るスペースがありません。

また倉庫を借りないとですね。^^;

今週末に富山県までケニーさんと一緒にトラックで受け取りに行く予定です。

とても楽しみです。

収穫はコンバインですが、今まで同様無農薬で稲作します。

そして、すべての圃場を水田にするので夏野菜栽培は来年はお休みします。

来年はいい稲作ができますように♩^^