11月3日に黒田五寸人参の除草~間引きをしました。
草引きは人参がある程度大きくなっていないと土が動いて人参が曲がったりするかも?
なので、少し遅めに間引きます。
でも、今回はちょっと遅過ぎかな~?^^;
種蒔きした直後に台風で種が流されバラバラに発芽しました。
こうなると厄介なのは除草と間引き。
特に間引きが厄介です。
揃った発芽でないと私の眼力では雄株と雌株の区別がつけにくいからです。
そして肥料もようやく入れる事が出来ました。
▼時間の合間を縫って3日がかりで除草
畝のサイドは三角ホーで削りましたが、人参の株元の雑草は手で引っこ抜きます。
99%がウシノケ草なので、引っこ抜いた根に土がついて来るから土をほぐして元に戻す・・・
嫌になるくらい面倒な作業です。
3条植えの10mの畝2本。
計60mの地道な作業です。
そして施肥もしました。
▼とりあえず速効性を期待して有機ボカシ肥料を与えます。
▼そしてうっかり入れ忘れたカキガラ石灰も投入・・・今からでは遅いかな?^^;
それまでは全くの無肥料で育てていました。
人参栽培では最近元肥を入れません。
間引きと同時に肥料を入れます。
肥料は大抵、菜種粕やそれが主体のボカシ肥料です。
とっても甘くなると実感できます。
というのも、無肥料状態の間引き人参を齧っても甘さはさほど感じませんが、
菜種粕を入れた後で間引いたものはかなり甘く感じるからです。
そして、元肥に菜種粕を入れたものは間引き人参でも甘く感じます。
▼こんなところから生えています。
流された種が発芽したみたいです・・・
これにも肥料を与えます。
▼それにしてもこのボカシ肥料は臭い!(>_<)
ご近所迷惑になっていないか心配です。^^;
▼風がやたら強くなってきたので間引きは中止して土寄せしました。
間引き前に土寄せ・・・
順番が逆だと思いますが、草抜きの後で土が不安定だから仕方なく・・・
▼極端に大きなものや小さなものを間引きました。
いつも思いますが、間引き作業ってめんどくさい・・・
そう思いつつ、作業をしていると、通りがかりのおじさんが「愛情込めて育てているね~」
って言ってくれました。
でも、それは違うんじゃないかな?
抜かれる雑草や間引かれる人参からしてみれば命を絶たれているのですから・・・
私の私利私欲でしかありません。^^;
でも、この人参を食べて喜んでくれる人がいるならば、ムダな死ではないと思います。
いや・・・思うようにします。
▼間引いたものが変なカタチだとちょっと嬉しかったりします。
これは雑炊や味噌汁やラーメンに入れます。
そして葉は色んな料理に使ってみます。
いくら美味しいと言ってもかき揚げばかりじゃ飽きてしまいますからね。