今年も秋冬野菜作りが始まりました。
しかし、近くを流れる河川が氾濫して、耕運機が完全水没・・・。
修理に出していますがまだ直っていません。
だからショベル1本で耕作します。
去年は9月14日に種蒔きしましたが、今年はかなり遅れています。
早く蒔けば大きくて太いのがいち早く収穫出来ますが、
この頃に蒔く方が甘くて美味しいのが出来ると思います。
以前に計った自家製黒田五寸の糖度は11度でしたが、
今年は糖度12度を目指したいと思います。
▼さて、畝立ての前にしなければイケナイ事があります。
この畑は家の隣の田んぼなので稲の株が残っています。
人参や大根を育てる場合は石コロや稲の株を取り除いてよく耕さないと又根になります。
だからスコップで1本1本取り除いて行きます。この作業を始めたのは9月13日。
仕事の合間や夜明け頃から作業を始め3日で株取りと畝立てをする予定です。
▼株取り開始。
最初は左のように株のみを取っていましたが、よく考えると今年はスコップで耕します。
なので、田起こしをしつつ株を取り除いて行きます。
こうする事で、時間を短縮出来ると思います。
▼掘れど、起こせど終わらない・・・うんざりする程株はあります。
シンドイとか暑いとかもありますが、単純作業で飽きて来ます。
一体いつになれば終わるのか・・・。
▼翌日の朝。
朝日を浴びて作業再開。
稲の香りが気持ちいい~♪
さて、掘るぞ!
株取りを終えて、ほっと一息。
しかしコレからが大変。
雨が降らずに田んぼの土はカチカチです。
しかも、コンバインに踏み固められているのでなおさら固く感じます。
このカチカチの土をサラサラの砂の様に細かく粉砕するのはかなり根気がいります。
翌日は早朝から夜まで出張なので、スピードアップしなければ!
▼そして翌日には耕運完了♪
実は、出張中にこの田んぼの地主の旦那から
「トラクターで耕してあげるよ」との電話があったのです。
せっかくなので、「ありがとう~♪」と、甘えさせて頂きました。
しかも、水没した耕運機も修理から帰って来てなんと!
水没する前よりも調子が良くなっていました。 \(^o^)/
なんと、耕運な・・・もとい、幸運な1日でしょうか~♪
▼肥料を買って来ました。
水害時には土嚢にもなりそうです。^^
私は発酵鶏糞は人参には使いません。
人参に使うのは、カキガラとボカシ肥料と菜種粕。
▼畝立て前にカキガラ投入。
結構ドッサリ目に入れます。
90cm×16mの畝で約20kg程入れました。
▼畝完成♪
去年はこの圃場の水はけの悪さに悩まされました。
植え付けや種蒔き作業が思うように出来ないばかりではなく、
ジャガイモが大量に腐ってしまいましたので、
今年は畝の高さよりも排水の良さに重点をおいた畝立てをしました。
畝立てしている時に早速の大雨・・・
もう少し待ってくれないか?orz
おかげで泥人形の様になりながらの畝立て作業でした。
▼いよいよ種蒔きです。
まいた種は1600粒入り×5で、8000粒。
家庭用には少し多いですが、殆ど間引いてしまいます。
▼これが人参の種。
人参の種は好光性種子なので、覆土しすぎると発芽しません。
なので、私は覆土せずにモミガラをかぶせるだけですが、流されやすいのが難点。
▼トンボで溝を付けてその溝に種を蒔きます。
しかし、大雨が降ったり止んだり・・・
晴れたと思えばイキナリの土砂降り・・・
強烈なキツネの嫁入り状態です。
種が流されてしまわないか心配ですが、今蒔かなければ・・・
流されても蒔き直せばいいだけです。
▼種を蒔こうとすると決まって大雨が~~。
指や種が濡れるとキレイに蒔けないので雨が止んでいる時をねらって蒔きます。
畑と家、出たり入ったりを繰り返し、ようやく種まき完了。
▼モミガラを種の上に被せて完了~♪
今年も蒔き方が悪かったのか、あと1mと言うところで種切れになりました。
しかたないので、空いた場所には金時人参をまくことにしました。
でも、いまから蒔いても正月のおせちには間に合わないと思います。
五日後には発芽しているはずですが、台風接近で大雨がふらないか心配です。
先日の台風12号の時のように川が氾濫しない事を祈りたいです。
お次は大根とジャガイモと白菜とキャベツと小かぶとレタスとほうれん草、
ルッコラ、春菊、暮坪かぶに辛味大根・・・
あ、中国野菜も蒔かなければ~~。
体が3つ程欲しいです。
内山田洋とクール・ファイブ 「長崎は今日も雨だった」
種蒔きしようと思えば雨、畑を耕そうとすると雨、梅干を干そうとすると雨・・・
まったく自分の雨男ぶりが情けなくなります。orz