下仁田ネギの本植え開始 | 自然派で行こう♪

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今年も下仁田ネギの本植えの時期がやって来ました。

いつも梅雨明けしたら本植えしています。

秋に種蒔きした下仁田ネギは春に仮植えして梅雨明けに本植えします。

春の仮植えを本植えとしても良いでしょうし、

過去に仮植え無しで梅雨の合間に本植えしても太くて立派な下仁田ネギが出来ました。

仮植えの意味は畑のスペースを有効利用出来る期間が増えるって言う事もありますが、

本当の意味は根を張り直す事により、実の詰まった美味しい下仁田ネギが出来るそうです。

なので、春蒔きの下仁田ネギよりも、

秋蒔きして、その後2回の植え替えをした下仁田ネギが美味しい秘密はそこにあるようです。




さて、今年の下仁田ネギの仮植えは黒マルチシートを使いました。

マルチを使って深い目の穴を空けてそこに苗を植え付ける方法です。

過去に黒マルチシートを使って栽培した事はありませんが、

かなり良い感じに仕上がって来たのではないかと思っています。

仮植え床は雑草まみれではありますが、下仁田ネギはそれなりに元気です。


▼1本が2本に!黒マルチをしたから?
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一本ネギでも完全に分げつしています。

約10%の高確率で分げつしています。

分げつする事がその後の生育にとって良い事かどうなのかは別にして、本数は増えます。^^

でも、やっぱり分げつ後は細いですね・・・。


▼しかし、腐ったのも結構あるので、最終的な数はトントンでしょうか?
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雑草に負けた・・・と言うよりも、

雑草のせいで、梅雨の間に湿気がこもって腐って枯れた様な気がしないでもありません。

最近多忙で時間が無いから少しずつ本植え作業をしたいと思います。


▼全体の1/5~1/6程抜きました。
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秋蒔き以外にも春蒔きした苗もありますが、

それは今冬収穫せず1年半後に収穫することにします。


▼かなり大きくなっています。
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黒マルチを使うと白い部分がかなり大きく育ちます。

これで白い茎の部分が27~28cmあります。

細いものもありますが、全体的には過去最高の長さと太さになったと思います。

これで質のいい下仁田ネギが収穫出来れば次からも黒マルチを使った仮植えをしたいと思います、


▼雑草を適当に抜いて管理機で耕しました。
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本日は1本の畝だけ作って植えることにします。

昨年は元肥に菜種粕を使いましたが、

今回は牛ふん堆肥を元肥に使いたいと思います。


▼本植え完了♪
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植え方ですが、

今までにいくつかの植え付け方法を試しましたけど、

下仁田ネギの場合は葉を切って寝かせて植えるよりも

葉を付けたまま立てて植える方が良いように思います。

葉の角度は今までは斜め45度にして葉と葉が当たらないように・・・

且つ、通路のスペースを確保して管理機での土寄せをしやすくしていましたが、

今回は葉を真横に向けました。

残りの下仁田ネギも時間が空いた時に植え付けしていきたいと思います。



毎年失敗を繰り返して少しずつ何かを掴めて来た気がします。



▼ちなみに、過去の植え付けで大失敗したのが去年のこの写真。
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ネギの植え付けの時に葉を切って寝かせて根だけに土を被せて敷き藁で乾燥を防ぐ方法・・・

これは下仁田ネギには向いていないと思いました。

ネギが起き上がるまでにネギの角度が変わってしまい、葉と葉がぶつかるもの、

白い部分が曲がってしまうもの・・・

そして、葉の断面から水が入って腐ってしまうもの・・・。

何よりも活着までに時間がかかり過ぎてしまう事です。


▼そして長いネギが出来にくいです。
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やはり、真っすぐに立てて植え、

最初に土に埋める部分を多くしてから外葉を枯れさせてから活着させた方が

長くて太くて真っすぐな下仁田ネギが収穫出来る気がします。


▼そしてこれは一昨年の本植え
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畝の右側に堤防(山)を作ってそれを崩して追肥と土寄せをする方法です。

手作業では谷の土をあげて土寄せするよりも山を崩して土寄せする方がうんと楽です。

この方法ではこんな細い苗でも太い下仁田ネギが収穫できました。


▼太さも長さも少しですが納得いきました。
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味も良かったように思います。

今年はコレよりも良いのが出来ると期待しています。




ゴスペラッツ 「ハリケーン」


台風・・・コチラに直撃しそうな感じなんですけど、消えてくれませんかね~。^^;