今年も無肥料栽培にむけてエン麦の種を蒔きました。
種購入後、明日蒔こう!明日蒔こう!そう思いながら二週間以上経ってしまったエン麦の種まき。
エン麦は畑に残った肥料を抜く目的で4~5月まで育てます。
去年から本格的に始めた無肥料栽培を今年は規模を拡大して行いたいと思います。
しかし、まだまだうまく行かない無肥料栽培。
無肥料栽培は最初からうまく行く筈も無いので、
ある程度の収穫を得るべく、今まで通りの有機肥料で育てる慣行栽培も暫く続けるつもりです。
たった6畝の広さですので、かなり厳しいですけど、
日々違う楽しみを感じられる様、新しい事に挑戦して行きたいと思います。
エン麦の種まきしたのは、11月28日。
雑草を適当に引っこ抜き、耕耘機で耕しで種を蒔きました。
その後、浅耕したあと、畑中をテクテク歩き回って鎮圧しました。
肥料は珪酸カルシウムと菜種粕。
これが、良いのか悪いのか解りませんが、珪酸カルシウムで根の張りを良くし、
さらに、雑草や野菜の残渣の腐熟を促進し、菜種粕で茎葉の成長を促して畑の肥料を抜く段取りです。
▼予定している無肥料区には作物がまだ残っています。
下仁田ネギとパプリカ、ピーマン、タバスコです。
下仁田ネギ以外の作物は来年のエン麦の刈り取り時期までそのまま放置しておくとします。
▼問題は下仁田ネギ
ここにバラまきしたエン麦の種は土の中に入れていません。
12月末~新春に収穫をする予定の下仁田ネギ。
今エン麦が生えても結局掘り起こすので、収穫後にエン麦を移植するつもりでいます。
▼ユリ(?)
母親が植えてそのまま放置しているので、別の場所に一時避難させました。
無肥料で花が咲くかな?山の中でもユリは咲いてるから多分大丈夫だろうと思う。
というか、数年放置したままなのでもう無肥料栽培になっていると思う。
▼コレも母親が植えた小菊
お盆やお彼岸には重宝するのでこれも別の場所に適当に退避させました。
これも、肥料をあげなくても毎年きれいに花を咲かせています。
2011年度の無肥料栽培区の作付けをどうするか大凡決めてみました。
図でピンクで色付けされた部分が無肥料栽培する場所です。
中央の青い部分が慣行栽培する場所。
その周囲は吸肥力が強く、アブラムシを寄せ付け、防風効果もあるソルゴー(ソルガム)を育てます。
ソルゴーは障壁栽培(バンカープランツ)以外にも目的はあります。
慣行栽培区から流亡した肥料をソルゴーに吸収させる意味も含んでいます。
今回エン麦を蒔いたのは図の左側のグリーンの部分とピンクの部分。
予定では緑色の部分はビニールマルチを施さず、自然栽培するつもりです。
刈り取ったエン麦を半量鋤き込み、半量敷き藁にします。
エン麦を鋤き込まないのはピンクのナスの部分。
ココには今年自家採種する予定のナスを育て、今後ずっとこの場所で連作します。
鋤き込んだエン麦だけでどこまで育つのだろうか?
クローバーやレンゲも今後蒔いた方が良いのだろうか?
いまだに手探り状態の無肥料&自然農・・・うまく行きます様に♪
でも、「きっといつかは大収穫」を目指してワクワクしています。^^