パートでしている超音波検査の話です。
検査を始める前に毎回同じことを話します。
カセットテープのように(ふるっ)
ベッドにどう寝ていただくかとか、
お腹をどのくらいだしてほしいとか。
そして
「お腹で大きな病気とか手術はありましたか?」
これも決まりきって毎回ききます。
問診表には書かない(書きたくない)方もいらっしゃるので。
すると
知らない病名を言われたりもします(汗
ご本人さんはその病気に罹って、
調べられたり
先生に説明されたりするので
その病気に関しては
医療従事者よりもめちゃくちゃ詳しかったりするんです。
遠い記憶にきいたことがあるような病名を言われたりもします。
今日は「メナラ」と言われました。
『わ、知らない病名だ💦』
『仕方ない。聞いてしまおう』(心の声)
「どんな病気なんですか?」
「網膜剥離です」
『なんだよ〜、お腹じゃないじゃん』(心の声)
「目の手術ですね。お腹では?」
「ないです。」
「では、検査しますねー。」
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え、もしかして「メナラ」って病名じゃなくて
「目の手術なら(ある)」→「目なら」ってこと!?
うそ〜〜〜んΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
検査が終わってから
本人さんに笑いながら伝えました。
「メナラって目の手術ならしたことがあるってことだったんですねー😆
私、メナラっていう病気があるのかと思っちゃいましたー😆」
お客さまも笑っていましたが
「目の情報はいらなかったんですね。お腹のことをきかれたんですか。」と
「お腹でって言ったんですけど、早口でわかりにくかったですね。ごめんなさいね。」
と言って終わりましたが、
典型的なコミュニケーションエラーでした。
私は「お腹で」と言ってるから
まさか
目の話はしないだろう
って思っちゃうし
お客さまは
聞かれたから
「目なら」と答えたのに
どんな病気かきかれたから
「網膜剥離」と言ったのに
なんか冷たい態度とられるなんて!
失礼しちゃうって思っちゃう。
これ
多分
日常
いろんなところで起こってる
コミュニケーションエラーだと思ったんです。
ただの、
思い違いや勘違い
聞き逃したりで
ギクシャクしちゃうのはもったいない。
ん???
って思ったときには相手に聞いてみるのが1番ですね。
私も検査後
声をかけて、あえて「メナラ」の話をもう一度してよかったと思いました。
読んでくださってありがとう。