95 | ことばでネジを巻き上げる

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だんだん濃くなっていく灰色の中を歩いていて
ふっと、いつか眼を閉じていたことに気付く
自分を呼ぶ
鮮やかな感覚がわたしをちゃんと呼んでくれる
ね、どろどろした灰色に朱を差すように、ぜんぶ晴らして。