メイド喫茶を経営していた50代のオッサンが書いた指南書。
メインターゲットはパパさんと非モテ男ですが、非モテ女子にも参考になりそうです。

〔顔と人生〕
○男子以上に、女の子は、生まれたときから、可愛いか可愛くないか、という価値観にさらされている
○女の子は男子の何倍も何倍も外見を気にします。自分も外見で評価されていると思っているし、男子も外見で評価します。
○生まれつき、どうしても顔に自信のない人は整形を受けるくらいの覚悟を決めましょう

おじさんは厳しい人のようです。
それでも、高校デビュー・大学デビューのどこかで“変身”したことがある人なら納得できるんじゃないでしょうか。
“顔が地区予選。これを突破して初めて全国大会=中身の勝負に出場できる”


〔男子の価値観〕
○(男子は)なかよしでいるよりは、競争に勝つことのほうが優先されます。…自分を鍛えて、競争に勝ち、社会に貢献し認められることが、男子の存在意義だからです。
○女の子は、実によくおしゃべりをします。内容を聞いていると、結論の出ないような、他愛のない内容に話ばかりです。(原文ママ)男子は、会話を、自分を高め、鍛えるための手段、と無意識に考えているので、情報の量や質にこだわります。

☆男女のすれ違いの主要因が見事に解き明かされました。
オトコはみえっぱり、とかよく言われる指摘もコレが原因なのでしょう。
自分の価値を認めさせたい男、とにかく会話自体をしたい女という構図なんでしょうか。

一方で、競争・向上が強く出ると“男性的”でオヤジ化した自己啓発女になるのかも。
これ知ってると“動き方”がだいぶよくなりそうです。


〔場数〕
○モテる男子というのは、いつもいつも恋愛関係にある彼女とばかり付き合っている訳ではありません。
恋愛関係ではない、友達付き合い程度のガールフレンドが何人かいるものなのです。
普段から、いろいろな女の子とお茶を呑んだり、ご飯を食べたり、おしゃべりをしたりしています。
そして、女の子は、どんなことに喜び、どんなことを嫌がり、どんな考えをもっているのかを経験的に学んでいるのです。

☆どうもアイツのあれはただの“プール”ではなかったようです。
それで周りの男友達は「一人分けてくれ!」と切実に願っております。

〔まとめ〕
恥ずかしいタイトルと恥ずかしい表紙でお届けする、“一見罰ゲーム”シリーズ!
たまに日本語が不自由で読みにくい部分があるのですが、内容はとてもオッサンが書いたとは思えないほどの出来となっております。
いいライターさんがつけば『ベスト・パートナーになるために』を超えます。たぶん。



メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書/ヒロN
¥1,050
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〔参考〕
男女の精神構造の違いを解き明かした歴史的大作。
これを中学校の教科書にしたら世界が平和になります!
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は.../ジョン グレイ
¥560
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〔参考2〕
厳格な元・東宮侍従長、浜尾実先生による歴史的一作。
1985年の刊行です。
ものんすんごい古風な家庭を作りたいパパさんに!
女の子の躾け方―やさしい子どもに育てる本 (カッパ・ホームス)/浜尾 実
¥840
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マーチン『モテる男はこう口説く!』

チープな装丁の文庫(お値段わずか500円)なんですが、類書に数倍する良さがある!
そこら辺にあるカリスマホステスさんのオトコ論とかプロのナンパ氏さんのより断然イイです。
なんというか、「いい人」っぷりがあふれ出している感じ。
とても40手前のオッサンが書いてるとは思えないさわやかさ!

さて、著者のマーチンさんは“恋愛カウンセラー”という肩書きで、主に女性向け恋愛相談なんかをしているようです。
そんな人が男性向けの口説き本を書いたらどうなるか。こうなるのです。


○作業は技術でするものですが、仕事(ビジネス)は人とするものです。
そして、恋愛も人とするものなのです。

○「いいな」と思ったら、すぐ声をかけることが大事です

○相手に楽しんでもらうには?

○ガタガタ言わずに言ってやれ!「好きだよ」って言うほうが早いだろ!


なんかもう「さわやか」のカタマリです。
きっと性格もよさげで人当たりも良くてスマイルができてて優しいんだろうなーというイメージが浮かんできます。
あふれ出す大人の余裕。

○相手に楽しんでもらうには?
これなんかもう、他に誰も言ってないんじゃないでしょうか。
「相手の気持ち」への迫りっぷりがステキです。


「モテる男はこう口説く!」5日間集中レッスン (PHP文庫)/マーチン
¥500
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〔参考〕
さわやかすぎてムリ!っていう人はプロに叩きのめしてもらいましょう。
ダメ男の背骨を折って生まれ変わらせるものがこれだ!
テッパン男塾/檀れみ
¥1,050
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〔参考2〕
最終的には「人間力」のようです。
徳とか良い人とか。
人を動かす 新装版/デール カーネギー
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底辺から這い上がった“プロ一発屋”有吉さんによるネガティブの薦め。
といっても悲壮感は無く、「しょうがないからこうやろうぜ」といった脱力感がただよっております。
脂ぎった「成り上がり」との違いがここ。

〔売れなくなっていく過程〕
○“ゼロから1にする”のってすごく大変なんですよ。
○“1を5にする”ほうが簡単

有吉さんに仕事が無くなって来ると、「次につながらない仕事」ばかりが来るようになったそうです。
やがて急降下していき、ついには収入ゼロに。
いったんゼロになってしまうと、次の1手がなかなか打てないというエピソード。

これまでいた場所からすべり落ちた場合だけでなく、新しい場所へ「第一歩」を踏み出す重さもこれでしょうね。
“やる気なんかに頼らず、プロセスを分解しろ”という行動科学での指摘がひとつの解答になるのでしょう。
石田淳『「やる気を出せ!」は言ってはいけない』で、具体的な“分解”手法が示されています。


〔有吉先生のお言葉〕
○ここでギャンブルに金ぶっこんで当たるぐらい運があるなら、今頃こんな生活になってないだろ?

一発逆転は難しいようです。


〔人生と女〕

○「貧しくても幸せ」っていうのは、「ブスだけど性格いいから付き合う」っていうのと同じことだと思うんです。「顔では勝負できないけど、性格いいから」っていう、妥協ですよね。
○まわりを見てみれば、「美人だし性格もいい」っていう女もいっぱいいるんですよ。「ブスで満足してないで、まずそっち探すのが先だろって思うんですよね。

なぜか女性関連のたとえ話が多く出ております。
パッと見「ヒドイ」コメントですが、よーく見ていくと。
現状に満足せず、機会を求めよ!という発想がありそうです。



〔まとめ〕
語り口調で、ライター代筆かなんかなんでしょうが内容的にはなかなかです。
これまでの有吉本を凝縮した感じ。
ちょっと内容で矛盾する部分もありますが、それもまたよし。


お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~/有吉 弘行
¥1,260
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〔参考〕
新書のほうはウスッペライ感じでした。
これよりは有吉発言を聞いて「実例」を見たほうがいいかも。
嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)/有吉 弘行
¥790
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☆「やる気」と「行動」の関係を解き明かした画期的な著作。
がんばる、努力、気合といったアイマイなものを乗り越えた、新時代の解決技法がこれだ!

「やる気を出せ!」は言ってはいけない ~行動科学で見えてくるリーダーの新常識~/石田 淳
¥1,365
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☆芸人を目指す青年のお話。
中盤で大御所のところに弟子入りするのですが、一見ちゃらんぽらんな大御所が実はとんでもない勉強家で・・・


お笑いの神様 1 (ヤングサンデーコミックス)/ダンカン
¥530
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プロの方によるナンパ指南!
に留まらず、ビジネスにも通じる“一般法則”が見出せます。
文章は一見軽いんですが、「ホントに好きなタイプの女性と話さないと自分のためにならない」とハートのこもった一面が出ております。

〔本文より〕
○ほんの少し自分に手間隙をかけるだけで、肉食女子に舌なめずりしてもらえる最高級のエサになるのです。

実は著者、優しい人なんじゃね?と思わせる一文。
世間で「草食男子」が増加、やむなく女子は肉食化し、少なくなったエサをめぐって熾烈な争いを繰り広げる。
その中で、草食さんが一歩踏み出せばそれはもう「おいしいエサ」になる、ぜひ満腹していただきましょう、という指摘です。

とはいえ後半は「デパガに声をかけろ」など、プロ仕様になっており汎用性に疑問が残ります。
深読みすれば、自分の売り込み=セールスの構造といった捉え方ができそう。

本書は“草食男子”を対象とした指南本ですが、著者はバリバリの肉食オヤジ。
日焼けマシーンで肌を焼き、シルバーアクセをつけた“オニイ系”らしいです。

そのオヤジさんが、草食男子を相手に「肉食男子に擬態する方法」を教えてくれる!
類書にないところです。

一方で草食男子の書いたナンパ指南では、鍵英之『モテる男に変わる本』があります。
こっちは草食が草食のまま、肉食男子の現れるマーケットを外して隙間を狙っていくというものです。

方法論としては真逆に見えますが、実はマーケティングの発想が共通しております。
肉食への擬態でマーケットを広げるのか、草食のまま未開拓地を攻めていくのか。
もっと事例があれば一般原理に迫れそうな気がします。



肉食女子に食べられちゃう技術/北上 功
¥1,500
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〔参考〕
草食が草食のまま勝ち抜くための方法論。
こっちも著者がプロなので、やや非現実的なものがあります。
モテる男に変わる本 (ワニ文庫)/鍵 英之
¥690
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〔参考2〕
恋愛相談の第一人者「マーチン」さんが珍しく男性向けに書いたモテ本。
豊富な相談事例から導かれた“女性の視点”を踏まえ、男の行動を叩き直す一冊に仕上がっております。
「モテる男はこう口説く!」5日間集中レッスン (PHP文庫)/マーチン
¥500
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『成功本50冊「勝ち抜け」案内』などでプロばりの書評を行う著者による“ビジネス書著者の選手名鑑”
いい感じの著者イラストと厳しい批評があいまって面白い仕上がりになっています。
野球少年が選手名鑑を眺めるように、田舎の女子中学生がエグザイルの経歴を凝視するように、ビジネス書好きならただただ楽しめることでしょう。

なかなか著者の好みが色濃く出ていて、大前研一をベタ褒めだったり神田昌典を持ち上げたり。
といって同じ空気の勝間和代にはキビしい!

初期の『年収10倍アップ勉強法』はほめつつも、近年の『女はキレイが勝ち』に至っては“なぜ、誰が、どのような理由であの「勝間和代」に美容術を学ぼうと思うのか”とぶった切り。
熱狂的なカツマーさんは回避推奨ですが、ノンポリ読者ならクスリとできるでしょう。

読み物として、またブックガイドとして。
水野俊哉『成功本50冊』のナナメ上の発展系といったところ。

やっぱまとめて読んでるだけあって「型」を見抜くことに優れているようです。
“ビジネス書のフォーマット”という概念が随所で語られており刺激的。

ビジネス本作家の値打ち/水野 俊哉
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〔参考〕
もっとも美しい深海魚系フェイス
結局、女はキレイが勝ち/勝間 和代
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この頃から写真がガンガン出てきたように思います。
「金スマ」にも出てましたね。
断る力 (文春新書)/勝間 和代
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