昨日のブリッチが地味に身体にきています。。。


そんな今日は上品な方とお会いしました。

作家の小川洋子さん。

博士の愛した数式、妊娠カレンダーなど数々の名作の著者でいらっしゃいます。


とても素敵な方で、丁寧に生活を送っていらっしゃる感じが伝わってきます。


それが色濃く出ているのが、






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エッセイ
「カラーひよことコーヒー豆」

小川さんがどんな気持ちで人や物に接しているのかがよくわかる一冊です。
共感するところも多いんです。
全く違う生き方をしていらっしゃる方なのに、
同じように悩んでいたり、疑問に思っていたり、そこがまた心地よくて、励まされるんです。



この本の中で、小川さんの祖母について書かれている箇所があります。


愛され大事にされた記憶しかよみがえってこないのに、なぜか涙ぐんでしまう。
私は彼女たちに、ほんのささやかなことしか、してあげられなかった。





これを読んで私の過去の記憶が紐解かれていき、いつの間にか泣いてました。
本ってすごい。
自分の扉がどんどん開く音がする!


小川さんは本について、

本は待ってくれる。
本は友人です。

とおっしゃってました。

自分に寄り添ってくれる、刺激を与えてくれる大事な存在。


私も読んでる本がないと不安なぐらい、大好きです!
たまに現実逃避もさせてくれますしね。
一番近くにいる友人だったんですね~




そして小川さんの本で、読んでいるとさらに本が読みたくなるのがこの一冊。





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みんなの図書室


文学遺産と呼ぶに相応しい本を紹介している一冊。
小川さんが丁寧に解説してくれています。


私のベスト10に入る作品も!
太宰治さんの「人間失格」、辺見庸さんの「もの食う人びと」、遠藤周作さんの、、あ、この本の中では「海と毒薬」。
私、遠藤さんの本では、「深い河」が一番好きです。
海と毒薬、小川さんはそんな風に解釈するんだ。もう一度読んでみようかな。。
あ、この本読んだことない。
読んでみようかな~。
と、本に対する興味が止まらなくなる一冊です。
何読んでいいか迷ってる人にもオススメです。


そんなこんなで、
髪切りました!





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小川さんの髪型を真似しました。
ウソです。
丁寧に生きよう、何か変えようという想いが髪にきたんですかね~


大きな声で言えませんが、失敗しました。
思い切りが足りなかった。一人反省中です。