モンスター患者 | 望月ひりゅうブログ「基本と良心」

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望月ひりゅう
未来の子ども達から「ありがとう」と言われるよう努力を注いでいきたい

どこかで読んだ記事によると、薬を大量にもらう「モンスター患者」がいるそうです。その方は後期高齢者で、治療費と薬代は1割自己負担。大量の湿布を処方されているので、心配した看護師さんが聞いてみると、「これは家族全員の分」と言ったそうです。その方は春先になると、花粉症の薬や目薬も大量に処方してもらうらしい。高齢者は若者より投票率が高く、人口の構成比率も高い。そのような背景があるので、どの政権も大胆な社会保障費抑制には踏み込めていません。シルバー民主主義に迎合しすぎれば、社会保障制度の崩壊だけでなく、日本の民主主義は破綻します。海外からの視点でみれば、日本の国民皆保険制度は素晴しいです。しかし運営の仕方を間違えれば、これは本末転倒です。