私を救った一冊!
宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」
朝刊の小説を読むのが、この禍の期間の毎朝の楽しみでもありました。
連載が終わった後は、既に発刊されていた文庫本をいそいそと買ってきて、時間の合間に読むのが今の気晴らしになっています。
この一年半余りの間にすっかり引きこもり生活になり、少々気鬱な毎日。
つるむのは、身内だけ。
お仕事も一日最大3名の患者様の対応のみ。
鍼灸・整体・エステの勉強会もzoomでの視聴一点張り。
自粛生活により数百万人が心と体の状態を悪化させているといわれ、うつ状態や認知機能低下、サルコペニアやロコモシンドロームになり生活の質がかなり落ちているそうです。
私自身も肌身で感じます。
そんなドヨ~ンとしたこの期間、連れ合いは仕事・ライフワーク・プライベートで多人数と出会い、全国を動き回っていて・・・
何度となく、私は噴火山の如く、相方に「この、非国民め~!」なんて怒鳴ってましたね。
当の本人はのらりくらり、元々温和すぎる性格なので、嵐が過ぎるの待つが如く、私の逆鱗を右から左に流す様子に・・・「この、上国民気取りめ~!」って又々怒りが再燃してましたね。
職域接種を早々と済ませ、毎週検査も受けて、常時気をつけて多忙な毎日を飄々と過ごしている彼に嫉妬してるだけなのですが。
皆から必要とされ、それを自慢するでもなく、しっかり地に足をつけて生きている人って、今のこの状況で稀有な存在ですょ。
赤の他人なら尊敬の思いで称えれるのに、近すぎる身内だと羨み妬みから悪喰をついてしまうのは何故?
好き→憧れ→羨み→妬み→嫌い
他人だと理性が働いて、憧れ~羨みで立ち止まれるのに。
親しすぎると、一気に好きから嫌いに流れやすいのかもしれません。
それでも親しい分、また逆に戻ることも可能です (他人の場合は理性のたがが外れたら可逆性は望めないかもですが)。
話を本に戻して、私は怖い話が好きです。
本だけでなく、和物・外国映画のスリラー系もよく観ます。
幽霊やゴーストが描かれる背景にその人が生きていた時に感じた悲しみや苦しみに心動かされ、ただのお涙頂戴モノよりも感動して胸が熱くなるときがあります。
もちろん恐怖を味わう、セラピーと言うのか癒し効果?も期待して読んだり観たりしていますね。
怒り喜び憂い悲しみの感情よりもツヨイ驚き恐れる感情。
心がザワザワと色々な感情で押しつぶれそうになる時や、考え過ぎて何の感情も沸かない時に一種の荒療治的に見聞きし、心をストンっと真っ暗な世界に落としてみます。
一度、心を真っ平らにして、真新しい感情がゆっくり芽を出すのを待ってみる。。。中学生の頃から編み出した自分自身を癒すセラピー方法。。。40年の時を経ても同じ事をやっている、万年中二病の私なのでした。
ちなみに五行では、怒=肝=春、笑喜=心=夏、思憂=脾=土用、憂悲=肺=秋、恐驚=腎臓=冬と表されます。
生まれて死ぬまで、私は私ひとりしか居ません。
自身の心と体を守るのも自分しかありません。
もう少し不自由な日々が続くかもしれませんが、何か一つでも自分自身を救う手立てがあれば、乗り越えるかとが出来ると思います。
お互いに踏ん張りましょう!
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