はじめに

こんにちは、もちやです。

少し今更感はありますが、今回は水瀬いのりさんの10th Single「HELLO HORIZON」のカップリング曲「Morning Prism」について、わたしの思うところを書いていきます。

個人的にはこの楽曲、水瀬いのりさんの作品の中でも一二を争うほど素敵な歌だと思っているので、このブログを読んで、読者の方々と少しでも感情を共有できたらなと思います。

 

 

読んでいただく前にひとつだけ。

このブログの内容はあくまでわたしの妄想の範疇であり、自己満足ブログであることを心に留めておいていただきたいです。

人には人の乳酸菌があるように、楽曲の歌詞に対しても、100人いれば100通りの解釈があるのが普通だと思うので、「こういう考え方もあるのね~」程度に温かい目で見守っていただければと思います。

 

 

  歌詞概要

まずはこの Morning Prism(以降、MPと省略します)がいかに素敵な曲なのか、私の思う水瀬いのりさんの他楽曲との歌詞のリンクや、個人的見解を交えながらお話していきます。

 

 

まだ少し眠たそうな 朝の街歩きながら

胸いっぱいに吸い込む 空気のにおいが好き

ゆうべの雨が洗った 街路樹に光るしずく

今日という日に贈られた 小さなギフトみたい

 

はい、もう好きです。

Aメロにありがちな情景描写ですが、メロディーと歌詞がとても調和していて、頭の中を風が吹き抜けていくように景色が浮かび上がります。

この部分までで既に、この曲のテーマである「憂鬱な朝にエネルギーを!」という感じが伝わってきますね。

 

ハロホラのシングル発売の際にゲスト出演されていた「文化放送 こむちゃっとカウントダウン」(2020年7月17日OA回)での

「自分が一番朝を楽しんでいたい!というような主人公」

「みんなが気づかない「朝のきらめき」に気づける女の子を演じたい」

という、いのりさんのコメントを聴いた後にこの歌詞を読むと、より一層、鮮やかに、情景が浮かび上がるのではないでしょうか。

 

 

持ち越した昨日のユウウツにさえも降りそそぐ

木もれびのプリズムが 心をほどいてく

 

出ましたね、プリズム。タイトル回収です。

プリズムって何なの?というのがこの曲のミソだと思うので、これについては別の章をつくってお話をしていきます。

 

 

Smiling Sunlight 

あたらしい何かが わたしを呼んでいるような

そんな気がしてやけに 早足になっちゃうよ

 

Sunlightって、前回のシングルの『Starlight Museum』と かかっているんですかね。

Starlight Museum はどちらかというと、これまでの振り返り(過去)的な意味合いが強い曲であったのに対して、「Sunlight」が差すこの曲は、希望にあふれた未来に目を向けている曲であることからも、なんとなくそんなイメージがします。

 

 

Calling Happy

生まれたてのBrand New Day

希望の靴音 響け

ドキドキだとか期待 まだまだ加速度上げてく

 

「生まれたてのBrand New Day」 朝らしい歌詞ですね。好きです。

 

「希望の靴音 響け  このフレーズ(特に下線部)から連想される曲がありますね。

「Rainy そんな日は 靴音鳴らし Dancing!」 です。

CtR、MPをそれぞれ未来、過去として時間軸的にとらえると、CtRのこの歌詞は、MPの場面を思い出しながら・懐かしみながら歌っていると想像することもできます。

そうするとCtRのRainyという単語も、MPの情景を想像させるためにあるような気がしてきます。

未来のCtRの世界では、しあわせを夢に見ていた女の子が、時を経て、無事それをつかみ取った、Catchしたのでしょうね。エモエモ!

「加速度上げてく」という歌詞も、同アルバムの一曲目『Step Up!』 を想像させますね。

 

 

 

思ったより長くなってしまいましたが、ようやく1番が終わりました。次は2番です。

 

 

晴れた日ばかりじゃなくて 曇りの日 雨降りの日

いろんな日があるってこと ちゃんと知ってるけど…

 

予報より予感を 信じてみたい日だってある

反射するプリズムに 手をかざしてReady Go!

 

プリズム!また出てきました。 コイツはいったい何者なのでしょうか。

(次章のハードルを自分で上げていることに気づいてしまいましたが、もう後には引けません)

 

 

Smiling Sunlight

始まりはいつでも 始める自分次第なの

吹き抜けた風きっと 今しか吹かない風

 

「吹き抜けた風きっと 今しか吹かない風」 個人的にはここのフレーズがかなり刺さりました。わたしもなかなか行動に移せない人間で、一歩が踏み出せないまま時間が過ぎてしまって「やっておけばよかった…」と後悔した経験が多くあるので響きますね…

 

 

Calling Happy

生まれてくるBrand New Dream

水たまり越えて進もう きらめきの向こう

未知のトビラへ 駆け出してみたい

 

ここで注目したいのは「トビラ」という言葉です。

Dreaming Girlsの歌詞の中に

を開けて会いに行こう 「なりたい私」が待ってる

というフレーズがあるのですが、その部分とのリンクを感じました。

 

Dreaming Girls(以降「ドリガ」と省略)の歌詞をぎゅっと凝縮して一言で表したようなこのフレーズですが、トビラという単語だけでなく、未来への期待や希望を歌っているという点で、MPの楽曲全体の内容と共通している気がします。

 

「あたらしい何かが 私を呼んでいるような そんな気がしてやけに 早足になっちゃうよ」

「未知のトビラへ 駆け出してみたい」

このような行動へと主人公を突き動かす原動力こそが「なりたい私」の存在なのです。だからこそ、希望にあふれた靴音が鳴り響くのです。

 

 

世界に散りばめられた 朝のプリズム ほら

高鳴りに呼応して キラキラと光増してく

 

Cメロです。

短い歌詞ながらも、この曲におけるプリズムの存在を大きく印象づけているパートだと思います。

 

Smiling Sunlight

あたらしい何かが わたしを呼んでいるような

そんな気がしてやけに 早足になっちゃうよ

 

Calling Happy

生まれたてのBrand New Day

希望の靴音 響く

イメージの向こう 自由なリズム刻みながら

今日もまた、今日を始めよう

 

ラスサビです。

今までの歌詞を踏まえての 「今日もまた、今日を始めよう」という言葉には、グッとくるものがありますね。

見慣れた光景が続いてパターン化してしまいがちな毎日を、少しでも楽しく、前向きに過ごしたくなる、そんな素敵なフレーズだと思いました。

座右の銘にしたいレべル。

 

 

 

といったところが楽曲(というか歌詞)の概要およびわたしの好きなところでした。

1番、2番が割と独立していて、それぞれのイイタイコトがはっきりと伝わってくる歌詞ですね。


いのりさんの曲はイイタイコトを歌詞として明確に示してくれるおかげで、いい意味で軽率にエモーショナルな気持ちになれるな~とよく感じますが、それこそが、水瀬いのり楽曲がファンの心を惹きつける要因であり、強みなのかなという気がします。

 

 

次の章ではいよいよ、今まで散々フリをしてきたプリズムについてお話をしていきます。

 

 

 この楽曲における「Prism」の意味

先に結論からお話してしまうと、この楽曲中でプリズムは

「いろいろなことを、前向きな方向に変換・後押ししてくれる媒体」

としてはたらいているのではないかなと、わたしは思いました。

 

プリズムに光を通すと、分光していろいろな色の光に分かれます。この「色の違い」を「物事のとらえ方の違い」として捉えます。

ネガティブなものも、見方を変えれば前向きにとらえることができます。その見方を変えさせてくれる存在が、プリズムなのです。

歌詞中に登場してきた3つのプリズムを例にして、説明していきます。

 

①「木もれびのプリズム」 

「物事のとらえ方」を変換してくれる。

この場合においては、ユウウツのような重苦しいものに対しても、朝日による木もれびを通せば、ポジティブな気持ちを持つことができる。と、解釈することができます。

 

さらに、その少し前には「街路樹のしずく」というフレーズが登場します。

「しずく」に対しても光が差すと、屈折・反射して輝きます。そうすると、「しずく」も「プリズム」といえるのではないでしょうか?

気分が上がらない雨も、街路樹に光るしずくによって「雨も悪くないな」というような前向きな気持ちに変換されているともとらえることができます。

 

また、「ユウウツ」の述語が「降りそそぐ」であることからも、木もれびのプリズムとしずくが対応していることが想像できます。

ユウウツ→木もれびのプリズム→心をほどいてく

ゆうべの雨→しずく→小さなギフトみたい!

といった具合です。

視覚的なモノ(ゆうべの雨)と心理的なモノ(ユウウツ)をそれぞれプリズム的存在と対応させているのですね。作詞家さんって本当にすごい。

 

 

②「反射するプリズム」 

プリズムは光を分光・屈折させるだけでなく、反射することもあります。

ここではプリズムは、自身の行動・意思に対して後押しをしてくれるような存在としてはたらいているように感じます。

この歌詞の前のフレーズ「予報より予感を信じてみたい日だってある」、これは、自分の意思を尊重したいという感情といえます。その感情からもう一歩、自信をもたせてくれるのが、プリズムです。ここでは歌詞中に何か明示されているわけではなさそうですが、きっとその場には何かがあったのではないでしょうか。

 

 

③「世界に散りばめられた朝のプリズム」

前にも少しコメントしましたが、この歌詞は、MPにおけるプリズムを理解するうえで最も重要なパートなのではないかと思います。

具体的に、そこにプリズムのような物体があるわけではなくて、日常のありふれたものであったり、何気ない景色であったりするものが、自分がもう一歩を踏み出すための後押しをしてくれる存在、いわば「プリズム的存在」になっているんだと思います。

「しずく」はその例の一つですね。

 

 

 

今までの話とは全然関係ないですが、プリズムは光を色ごとに分光させますね。

「色」といえば、いのりさんお得意のジャンルです。

My Graffiti、Catch the Rainbow!、それこそ同シングルのソライロも当てはまるかもしれません。

そちら方向のテーマに着目してみると、また違った解釈ができておもしろいかもしれないですね。

 

 

 おわりに

まだ書き残したことがあるんじゃないかとそわそわしてしまいますが、とりあえずおわりです。

こういう考察系のブログを書くのは初めてなので勝手が分からず手間取りましたが、なんとか完成&投稿までこぎつけることができてよかったです。

語彙力皆無おばけなので、わたしの頭のなかにあるイメージを100%文章として変換することはできていないですが、そこは皆さんの有り余る想像力でカバーしていただいて、大目に見ていただければと思います。

読者様の中に、これを機に、少しだが楽曲の歌詞を気にするようになった、という人がいれば、このブログは大成功です。

 

 

 

 

もちや