ブルーマウンテンズ後半戦の事を書いていきます。
でもね、ブルーマウンテンズの話、もはや一切関係なし。
立ちションと下水問題について。とゆ~ふざけてるよーな、深いよーな、トピックになりました。(笑)
※ブルーマウンテンズについての話はコチラ→車でオーストラリア旅行~ブルーマウンテンズを語る~
この話になったきっかけは、滝に辿り着いて壮大な滝が流れ落ちる様子を2人で見ていた時。
この滝の勢いのお陰で、二人とも尿意をもよおしたんだよね。
トイレ休憩無しで気づけば数時間。
でも野ションはできるだけしたくない。
大人として我慢するのは当たり前とゆ~か、、、
それにこの場所も神聖な場所だから汚したくない。とゆー私の思いを無視して
でもモッチーさん。
ちょっとトイレしてくるわ~って。
立ちションさーそれ!
言い合い勃発!
「いや。ダメでしょ普通に!ここはただの山じゃないよ?アボリジニにとって大切な場所で神聖なところだよ!しかも大人でしょ。我慢してよ。マナー違反でしょ。」
とゆ~私の意見に関して
「じゃー鳥は?動物は?彼らは基本野ション野グソさ。」
とか屁理屈じゃんかそれー!
「動物は別さ!観光客がみんなこーやってみ?そこら辺おしっこ臭で汚くなるよ?人間は分別があるでしょ。だからここでしないでよ。」
て言ったら、モッチーさんなぜか火がついて怒涛の反撃。
「じゃーアボリジニはトイレしないの?彼らだって人間だけどもちろんするし、分別が無いっていいたいの?差別だ。確かに全員が同じ場所でしたら臭くなるけど、動物たちは絶対そこら中でトイレしてるのに臭くないさ。それは微生物が分解してるからだよ。なんならこの糞尿は肥料と同じだからね。畑の野菜の肥料何かわかる?牛馬の糞だよ。ただ下水に流れるより、よっぽどエコじゃない?それにモッチータがトイレでしたうんちは最後どうなってるか分かる?水で流れてその場からは消えてなくなるけど、消滅したわけじゃないよ。この汚水、最後は川に流れるんだよ。もちろん綺麗にしてからだけど、自分たちが生活して出る生活排水がどれだけ環境に負荷を与えてるか分かる?」
立ちション注意したら、ここまでダーーーッと言い返された。(笑)
私、なにも言い返せなかった。
だって、事実トイレの水がその後どうなる。とか。
→下水にいく。
までで思考は終了。
自分たちを綺麗にするための石鹼やシャンプー、洗濯洗剤が排水管を通ってその後どこに行っているのかなんて。。。考えたことも無かった。
まさか。
山登り中にそれを考える機会が訪れるとは。
立ちション問題でイラついたのが一気に消えて、なんでこんな考えに転換できるのかただ感心しちゃった。
屁理屈もここまでくると、尊敬とゆーか。
野ションって、究極のエコなんじゃないか?とすら思っちゃったもん。(笑)
モッチー。すごいね。自分たちが出した排水のことなんて、考えたことなかったよ。ちょっと調べてみるわ!
って言ったら、「だから好きなんだよモッチータ。」
と、なぜか褒められた。
そして私、本当にその後勉強したのです。小学生用の資料を図書館で見つけて。(笑)
でもとってもわかりやすかった!
まず下水ってのは、生活排水+雨水のこと。
生活で出た汚水や、トイレからのし尿は下水へいきます。
それがマンホールの下の世界。下水道に行きます。
そして下水処理場で微生物によって水を綺麗にしているの!
野グソしたときと、原理は一緒やーー!とゆ~衝撃。
自然界で当たり前に出来ている自浄作用。
でも人口が急増。と同時に森林は急減。
そのため自浄作用が当たり前にできなくなってしまった地球。
だからお金をかけて人工的な工場を作り、そこで微生物を飼って汚水を分解させている。
なんか無駄な1周回った感じ。
私たちの生活に必須な水。
川や湖、地下水を使っている私たち。
でもその水が汚染されているってのは、誰でも知ってると思います。
その原因は工場排水だけじゃないの!私も驚きだったのですが、なんなら汚染の原因は生活排水が6割!!!
私たちが出す生活排水が、海や川を汚す原因になっているんだーー。
環境に優しい石鹼を使うこともできるけど、高いんだよね。
でもシャンプーの量を減らすとか、洗剤を減らすとかできることからやっていこう。
そして野ション野グソしよー!ってはならないでね。(笑)
その後、モッチーさんとも話したけど
野グソ素晴らしい~取り入れる~てはもちろんなってません。
モッチーさんも、あの時は向きになったんだと言っていた。
普通に考えて、自分の家とか、大切にしている場所に誰かがおしっこしてたら嫌だよね。
ブルーマウンテンズでのおしっこ論争から3か月後。
お互いの言い分が納得できて和解できました。
良かった。