サラリーマンと歌人、二足のわらじを履く著者が日常ふとした瞬間に発見する自分の情けなさを書いたエッセイ。
エスプレッソが苦くて飲めない、映画スターの衣装を着ても様にならない、夜中目が覚めてベタベタになりながらはちみつパンを食べる...など力が抜けるような内容が散りばめられています。
エッセイを読んで面白いと感じる一番の肝は、著者にどれだけ共感出来るかだと思います。
その点このエッセイは「あ、同じこと考えたことある!」が多く、とても面白いです。
共感できてしまう自分もかなり情けないのですが…。
それを40半ば、社会一般ではそれなりの地位に付き認められているであろう年齢の人が書いているのを想像するとなんというか、失礼ですがとても可愛く思えてしまいます。
自分の情けなさを認めつつ、どうすれば「素敵」に近づけるのかを日々研究している姿はいじらしいです。
同著者のエッセイ『世界音痴』もおすすめです。
エスプレッソが苦くて飲めない、映画スターの衣装を着ても様にならない、夜中目が覚めてベタベタになりながらはちみつパンを食べる...など力が抜けるような内容が散りばめられています。
エッセイを読んで面白いと感じる一番の肝は、著者にどれだけ共感出来るかだと思います。
その点このエッセイは「あ、同じこと考えたことある!」が多く、とても面白いです。
共感できてしまう自分もかなり情けないのですが…。
それを40半ば、社会一般ではそれなりの地位に付き認められているであろう年齢の人が書いているのを想像するとなんというか、失礼ですがとても可愛く思えてしまいます。
自分の情けなさを認めつつ、どうすれば「素敵」に近づけるのかを日々研究している姿はいじらしいです。
同著者のエッセイ『世界音痴』もおすすめです。