前回は「保育士に向かないなぁと思ったこと」でした。
今回は・・・。
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高校受験。
公立はもちろん内申点が大事ですが、
私立も大事。
公立高校は、一般入試でも内申点が何割で
当日点が何割と決められていて、
内申点と当日点の合計で合否の判断が下される。
だから内申点が大事。
私立高校は公立高校との併願受験をする場合、目安の内申点があり、それに到達していることが併願できるかどうかを決める。
併願が取れてしまえば、公立高校の滑り止めになるので大切ですし、一般入試の時もとても落ちにくいシステムになっている。
言うまでもなく公立私立関係なく、
推薦なら内申点が一般入試よりも大切になってくる。
ここまではシステムの話。
次に述べたいのが、試験問題の内容の話。
内申点をより高く取るためには、
授業態度と提出物が真面目であることも必要ですが、何と言っても定期テストの点数が物を言う。
だから、内申点のために定期テストを頑張る必要が出てくる。
そしてその定期テストの問題内容というものが、
教科書や学校で使っているドリルやプリントの暗記がかなり多くを占めることしばしば!
特に文系科目は上記のような記憶力テストになりがち。
一方、肝心な当日の入試テストの問題内容は…。
定期テストの問題内容とは違って、理解が出来ているかを問われる問題内容。
つまり、暗記だけ出来ていれば良いわけではなく、実力(偏差値)が必要になるのです。
つまり、定期テストと入試テストでは問題の傾向がかなり違う。
丸暗記は短い期間で忘れてしまうから、実力をつけたとは言い難い。
過酷に憶えて、テストが終われば疲労し、途端に丸暗記した単元をやらなくなるから身につきづらい。
丸暗記だって何回も定期的に確認をする習慣がついていれば身につくけど、次の定期テストに追われるからそんなことは中々する子は少ない。
しかも、定期テストとは別に成績に関わるような「実力」を計るようなテストは学校では行われない傾向にあるから、実力(偏差値)を上げるための機会は得づらい…。
受験生ともなれば、当日の入試テストのために勉強をする必要があるから偏差値を上げるような実力をつける必要がある。
それなのに、受験に必要な内申点の最終決定は12月に入ってしまう。
加えて提出物もきちんと出さなければいけないし、専科の科目は提出物はかなり大事だから時間を色々と割かなくてはならない。
これでは一体いつ偏差値を上げられるような実力をつける勉強をしろというのか?
冬休みくらいしかまとめて勉強ができる時間が取れないではないか。
私は上記の点に大きな疑問を感じて仕方がない。
3年生の夏休み前で内申点を気にする時期を終わらせて、夏休みからは実力をつける勉強に集中させてあげればいいと思う。
ギリギリまで内申点に追われてしまう制度に疑問を感じてならない。
難関私立高校を受ける人なんて、余計に実力をつけなればいけない問題が出されるのだから尚更だと思う。
日本の将来の人材としても丸暗記の内申点が高い人材が多くいるより、勉学において実力がついている人材を多くした方が良いと思うのに、理解が出来ず苦しむ…。
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爽やかなハーブや観葉植物をイメージする香りで頭をリフレッシュして。