こんばんは〜



大変たいへん!ごぶさたしております!!
もち子の受験記を最後まで書けていないことが喉に刺さった小骨みたいに気になっていて、いつも心の片隅で記事を書ききろうと考えながらも…日々の忙しさに流れに流され、ついに年の瀬すら超えて今日まで来てしまいました💦
更新がない間に安否を心配するメッセージをくれた方々までいらっしゃり、本当にどうもありがとうございます❣️
もち子も私もあれからずーっと元気です✨
更新するする詐欺しちゃってごめんなさい

もち子が本番期を迎えてはや一年が経ちます。
当時もち子を応援して私を支えてくださった今年受験または来年以降受験のブロ友さんのこと、読者さんのこと、ずっとひっそりと応援しております



もち子と同時期に共に走り抜けたブロ友さんのお子さんが元気に青春を過ごしている記事を拝見できた時は、とても嬉しいです

中学生になってもうすぐ一年、みんな心身ともに大きく成長してるでしょうねっ

2022年組のみなさまは、すでにドキドキの本番期を迎えている最中ですよね。
去年に続き、コロナ禍が大きな不自由と不安をもたらす中で、みなさまそれぞれ様々な形の思いを胸いっぱいに抱えながら、親子寄り添って懸命に過ごす日々かと思います。
本当にお疲れ様です





私はというと、その頃は眠りが浅く、ろくに眠れない日々だったことを思い出します。
なぜか朝3時〜4時にハッと目が覚めてしまい、「朝というよりまだ夜じゃね⁉️」という時間に目覚めてしまうお年寄りの気分を味わっていました

早くに目が覚めて眠れなくなっても、スマホをいじらずに(いじると神経が昂っちゃう)目をつむって横になるだけでもだいぶ体の疲れは取れました✨
睡眠時間が足りない分、ちょうど夕方に急激な睡魔に襲われ、よく気絶するようにソファでひとり涅槃会をしていました。
もち子は今も勉強を頑張ってるのに申し訳ない…と何度も思いながらも眠気に抗えず寝ちゃってました。
常に追われているようなしみじみ重い不安や焦りと。
非日常的な空気感の中で、もち子と心をがっちり繋いで過ごすことに少し浮き足立つような気持ちと。
ごちゃ混ぜになって、うまく言葉では表せないような心持ちでいました。
私は自分でも自覚しているほどに全く優秀なサポーターではなかったけれど、とにかく何があってももち子のそばにいる‼️どんな結果も一緒に受け止める‼️という覚悟だけは決めて、本番期を過ごしていました。
なので案外、本番期はさほどピリピリを表に出さずに過ごせていたんじゃないかなぁと思っています。ある時を除いては…(後述します)
テストで算数スランプをこじらせてた時期の方がよっぽど心が荒れ狂ってたわぁ

ここまで来たら、あとはもう進むのみですね!
大切なのは親子の体調管理だと思います✨
元気があれば何でもできる!
毎日あたたかくしてくださいね。
美味しいもの好きなものを食べて癒されてくださいね。
休む時間をしっかり作ってくださいね。
般若の面が顔から外せなくなりそう時は、赤ちゃんの時のひたすら可愛く尊い我の子の姿を思い出してね
←これ良く効いた〜!

2022年組のみなさんに、心からのエールを送ります

さて、もち子のことについてはもう時期外れにもほどがありお恥ずかしいのですが、完全なる自己満足で書き残しておきます。
時は、今から約一年前に遡ります。
2月1日からいざ決戦
となる三日前に、もち子が首を寝違えるというまさかのトラブルがありましたが、接骨院の施術が功を奏して本番を元気に迎えることができました。

本命直前に勉強に身が入らない時間ができてしまい、内心では不安と焦りでイライラしちゃってました

でも、その時にコメント欄でブロ友さんから「もうここまで来たら何も変わらないから大丈夫」と言ってもらって✨
そうだよなぁとすっと気が楽になり、すごく励まされました!
間際にこんなことが起こるとは!!体調面に関しては本当に何が起こるか分かりません。
何か起きちゃった時は動揺を引きずるより、その時できることをやろうと気持ちを切り替えるしかないのだと思いました。
幸い1月校にご縁がいただけ、進学先の確保という御守りができたことで、想定していた複数の2月決戦ルートの中でも最も強気に攻める道を行くことになりました。
スーパーチャレンジ校
とチャレンジ校の両方の受験を含む、もち子にとっては夢のような舞台です


その2校の受験に絞って体験記を書いております。


学校説明会で先生が発せられた言葉の中に、胸にじ〜んと響いてずっと残るほどの素敵なひと言がありまして、勝手に私の心の支えにしておりました

もち子にご縁があったら嬉しすぎる〜✨と私まで恋焦がれていたとても素敵な学校です💕
いよいよやってきた当日、もち子は気負うでもなく、ほどよい緊張感を持っている様子でした。
「頑張って合格もらってくるね
」と笑顔で言うもち子。

そう言葉に出すことで自分を鼓舞しているようでした。
なので、私ももち子父も「その意気だよ❣️もち子ならイケる❣️」とワイワイ明るく前向きに励まして送り出しました。
こちらを振り返らずにどんどんと前に進んで行くもち子を、背中のNバッグを、熱く見守りました。
これまで、もち子が別れ際にこちらを何度も振り返った時にだけご縁をいただけなかったので…振り返らなかったことは、むしろ頼もしくいい傾向なんだと思うようになっていました。
この時、もち子の受験がかなりいい流れで来ているような気がしていました。
そう思い込むことで現実に幸運を引き寄せたかったのもあります。
2月といえばバレンタインの時期

現地のお店に、きらびやかなチョコ販売コーナーが作られていました。
わ〜どれもかわいい
おいしそう〜💖

今まさに入試と必死に向き合っているもち子へ、ねぎらいを込めてチョコを買いました。
やがて、もち子をお迎えの時間になりました。
たくさんの親御さんたちに混じってもち子を待ちます。
数えきれないほどの親の瞳が子供たちが出てくる出入り口の方をじっと見つめています。
このある種、独特の雰囲気が私は好きでした。
たくさんの親子が中学受験本番を経験している最中なのだと実感するひとときです。
親子の数だけ、ここに至るまでのドラマがある。
それが今、同じ学校を志望校として選び、同じ時間に同じ場でいくつもの人生の道が交わっている…そう思うと感慨深いものがありました。
合格の椅子を狙い合うライバルには違いないのだけど、ただそれだけではなくって。
いまかいまかと我が子が現れる出入り口を見つめる無数の眼差しに、親として同じ思いが込められているように感じられて。
束の間、不思議な連帯感を感じる心地よい空気になんだか励まされるのです。
もち子と落ち合った時、その表情からは本当の気持ちがあまり読み取れませんでした。
声に元気はある、うすく笑顔を浮かべている、でも達成感のある晴れ晴れした感じではない。
うーん…?
出来がどうだったのかはすごーく気になるけど、まずはチャレンジ校への受験を無事に終えたことをめいっぱい労おう。←塾から口を酸っぱくして言われていたことです(笑)
「もち子にチョコ買ったんだよ!ハートの缶がかわいいんだよ〜」とあえてテストの出来は避けて話しかけていると、不意にもち子が早口でベラベラと話し始めました。
「算数ができなかった。慎重に解いていたら時間が明らかに足りなくなってきて、焦って。解き方は分かったのに空欄をいっぱい作ってしまった。あと社会もすっごい難しかった。難しくてやばかった。国語と理科はそこそこ頑張ったけど。もうね、算数の時間がね…」
うつむいて、グチグチとできなかったことを吐き出し続けるもち子。
算数 が できなかった。
この言葉、6年後半の塾のテストの時から、1月校を受けた時にも、毎回毎回、もち子が真っ先に口にするセリフなんです。
気合いを入れてチャレンジ校を受けた今日も、いかに算数が思うようにできなかったかを長々と語っている。
ああ…この流れ、何回目?
この子はこうして最後までずぅっと。
できなかった話ばかり伝えてくるんだろうか。
じゃあ、もち子は一体いつになったら!
算数でベストを尽くせたって言うんだよ!!
カーッと頭に血が昇ってくるのが分かりました。
落ち着けば、私にもちゃんと理解できるのです。
もち子は長引く算数スランプに泣くほど苦しんできたので、どうしても算数の出来に対する不安が先に立ってしまうということ。
不安を口にすることで、苦しい気持ちを楽にしたいのだということ。
母親の私がすべきことは、その不安を真正面から受け止めて「よく頑張ったね」と抱きしめてあげること。
それができないなら、せめて黙ってうなずいて聞いていればいい。
責める言葉は出しちゃダメだダメだダメだ…
しかし理性の静止もむなしく、私の中で「我慢」の文字がパーンと弾け飛んでいきました。
「もういい!もち子の『算数できなかった』って言葉にはうんざり!何回それ言えば気が済むんだよ!そんな言葉ばっか聞きたくない!!」
もち子の表情が凍りつきました。
次の瞬間にはくしゃっと顔をゆがめ、目にみるみる涙が溜まっていくのを見て、「言っちゃった!ここ一番の大事な時にやっちゃった!」と即座に自分のやらかしを自覚し、怒涛の後悔が押し寄せてきました

「分かったよ…もうできなかったことは何も言わないようにするからさぁ…」ぼろぼろ泣きながら言うもち子を、もち子父がなんとか慰めようとしています。
私の方こそすぐにもち子に謝るべきだったのに、何でだろう…自分でもよく分からないけど、頭の中で「やばい、どーしよ、やっちゃった」とパニくるばかりで、言葉が全然出てこなくて。口をつぐんでしまいました。
これじゃ、入試を頑張ってきた娘に帰り道で突然ブチギレて突き放したクソ鬼母でしかない。
何がもち子のメンタルサポーターだよ!
最低最悪のメンタルクラッシャーだよ!

よりによって、2月の決戦期に私は大変な失敗をしてしまいました。
この失敗のこと、いまだにものすごく後悔しています。
頭を冷やしてから、もち子にはきちんと謝って最大限のフォローをしたつもりですが、言葉は一度口に出したら最後、なかったことにはできません。
もち子の心には小さからぬ傷として残ってしまったと思います。
もし、これを読んでくださってるこれから決戦を迎える親御さんで、お子さんのことでカーッとなることがあったとしても。
積もり積もった我慢が爆発しそうになった時も。
どうか私の、この大バカな過ちを思い出して踏みとどまってください

感情に任せて責める言葉を口にしたらひどく後悔します。
親だって、大人だって、感情のある人間だから我慢できない時はあるものだと思います。
ただ、取り返しのつかない言葉は、お子さんも言った本人も傷つける諸刃の剣です。互いに傷つくだけでいいことなど一つもありません。
もちろん、こんなこと言われなくても弁えている親御さんばかりだと思いますが、現実にあった私のどうしようもない失敗談として書き残しておきます

私のせいで最悪な空気を味わった後、帰宅してからはなんとも落ち着かない時間を過ごしました。
というのも、翌日にも入試が控えているけど、夜にはチャレンジ校の結果が出るからです。
もち子はコンディション重視のため、早めに夕ごはんを食べて早めに寝る、結果は翌朝に聞くと自分で決めていました。
そう決めたもののやはり結果が気になるようで、もち子にしては珍しくなかなか寝つけないようでした。
「なんか落ち着かなーい!」と言って何度もお茶を飲みに起きたりしていました。
もち子は算数と社会でひどくつまずいたようだけれど、もしかしたら受かってるかもしれないという希望はもち子も親の私たちも捨てきれないでいる状態でした。
決戦でも自己採点は一切しないことにしていたので、結果が出るまで本当に分からないのです。
何度目か起きてきたもち子に「明日に差しつかえるからそろそろちゃんと寝なー」と伝えて布団に入らせた直後、予定時間より早めに結果が出たことに気づきました。
ずっとスマホを握りしめていた私の手のひらにじわぁ〜〜と手汗がにじんだ感覚を覚えています。
もち子が何度も何度も過去問に挑戦して、過去問を解く中でもち子に多くの気づきを与えてくれたチャレンジ校。
過去問の出来としては、合格点を超えるかは五分五分くらいでした。
直近では、合格点にかろうじて届きはするけど超ギリギリの点数しかとれないことが気がかりでした。
それも本人曰く「ぶっちゃけ問題との相性があまりよくないかも」という、いかんともしがたい理由だけに不安は増し増しで…
それでも、過去問の出来だけで言えば、スーパーチャレンジ校
への手の届かなさと比べたら、チャレンジ校の方がまだ望みが持てる内容だっただけに、期待する気持ちが根強く残っていたのです。

お願いします!どうかもち子に笑顔をください!
ドッゴンドッゴンと耳にまで響く心臓の音と共に結果を…ポチ‼️
息を止めて食い入るように見た画面。
結果は、ご縁なし、でした。
私は自分の中で湧きおこる感情を咀嚼するより先に、もち子にも伝えなくては…と立ち上がりました。手汗が止まりません。
ついさっき布団に入ったばかりだから、もち子は起きてる。
起きてるうちに結果が出たら私も知りたいからすぐに教えて、って言ってたから。
もち子のそばに行くと、もち子が寝るまで見守ろうと部屋の片隅にもち子父がいました。
私に気づいて目があったので、アイコンタクトでダメだったことを伝えました。
もち子父の顔がグッとこわばりました。
もち子もこんな表情をするのかな。
それどころか昼間みたいに泣いちゃうだろうな。
いやだな。つらいな。伝えるのしんどい。
いっそこのまま寝かせておこうかとも思ったけど、朝に結果を知ってすぐ入試という流れの方が余計につらいかもと思い、意を決して伝えることにしました。
もち子…
今、結果出てたよ。
残念ながらダメだった。
でも、本当によく頑張ったね。偉かったね。
眠ろうと目をつむっているもち子の頭を撫でて、伝えました。
情けないけど、私の声はかなり震えてしまっていました。
もち子はきっと泣くはず。そしたら一緒に思い切り泣いて悲しみを分かち合いたい。
少しでも早く立ち直れるように、感情は出しきった方がいい。
私の言葉を聞くと、もち子はすぐにカッと目を見開きました。
それも完全に無表情のままだったので、もち子らしくなくて少しこわく感じました。
「分かった。明日のために、もう寝るね。」
私とは違い、いつも通りの声でそう言って、また目をスッとつむりました。
もち子のリアクションはそれだけだったんです。
あまりに予想外で、初めて見るもち子の姿でした。
以前、真剣に取り組んできたことがうまくいかなかった時は、うわぁ〜ん!って悔しさいっぱいに声を上げて泣いていた子なのに。
私はおやすみを告げてから、トイレに駆け込み、声を殺して泣きました。
もち子としては、明日も大切な入試があるから泣いてる場合じゃないと思ったんだろうけど。
つらかったら、悲しかったら、悔しかったら、泣いていいのに。
私ともち子父がそばにいるんだから。
まだ、子供なんだから。
もち子は泣かずに受け止めて、すぐ次へ目を向けようとしている。
あの甘えん坊で泣き虫のもち子がそうやって強く振る舞おうとする姿は、とても健気に感じられ、私の胸に刺さりました。
誇らしく思う気持ちと、そこまで頑張らなくていいよって心配する気持ちと、ぐちゃぐちゃになった複雑な親心が嗚咽を漏らしました。
しばらくして私が泣いてる場合じゃないと思い直します。
改めてこの日、もち子を傷つける言葉を吐いた最低な自分をまた深く反省しました。
もち子のそばで私がすべきことは、ゆったり構えてすべてをドーンと受け止めること!それしかない!
明日も一緒にがんばろうね、もち子!!
チャレンジ校までで、すでにだいぶ長くなりました💦
次回の記事に、スーパーチャレンジ校
についてのことを書いて、2月校のお話は終わります

