魂が抜けないように気をつけて『嘘にも種がいる』 | 咲羅による作品レビュー

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面白そうだなと数年置かれていた

映画です。見たら短編でした

 

 

そいうことで、今回はコチラ!

 

『嘘にも種がいる』

*ネタバレ注意

 

あらすじ

未解決の、女性の首だけを切り裂き持ち去る連続殺人事件を解決しようとする謎の男。一方、別々の理由で組織に追われる男3人が奇しくも同じ日に樹海に入り、ばったりと出会ってしまったところから、物語が大きく展開をし始める。果たして連続殺人犯を見つけることができるのか?

 

 

約30分の短編映画

そんなに短くても

面白いんだよな

 

ホラーかと思って

見始めたのだけど

ホラーではありませんでした

 

 

男が3人樹海にいる

 

1人は大島

キャバクラで謝金をし組から逃げ

死ぬために樹海にきた

 

1人は山田

友達の連帯保証人になり借金

組から逃亡中

 

1人は青木

組と繋がりある資産運用

失敗し借金

 

偶然にも森の中で3人は出会った

そこで見つけたのは

まだ新しい死体

 

ソレが持っていた財布の中には

あたりの宝くじ

それを見つけた瞬間

青木は銃を取り出す

 

街では連続殺人が起きていた

被害者は青木という女性

犯人は3人組のようである

 

 

綺麗な伏線のはり方

上手な時系の作り方

 

30分の作品であるため

これ以上の内容を書こうとすると

全てが書かれてしまうので

このくらいにしようかと

 

これでも書きすぎな気はするけど

 

山田のお人好し感が

とってもいい人

そして大島との

軽妙な掛け合い

 

大島のボケも軽くてね

暗そうな作品には似つかない

明るさのある映画

 

結局ね

誰も報われない終わり

迎えるわけですが

 

たったの30分

泣くまでの思い入れはありませんので

軽いショックですむのだが

 

されど30分

報われないエンドへの

魂が抜けるような感覚

 

是非とも味わってほしい

 

 

森の死体からあたりの宝くじを手に入れる?夢だね

 

 

本編コチラ↓