食べるシーンが魅力的!?『無明の闇』 | 咲羅による作品レビュー

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最近興味なかったものに興味を持つようになった気がする

気になるジャンルが増えた

 

そして、今回はコチラ!

 

『無明の闇 鬼籍通覧』 椹野道流

*ネタバレ注意

 

あらすじ

凄惨なひき逃げ遺体が運ばれ、解剖が始まった。唯一の目撃者は8歳の女の子。警察が目撃証言を取ろうと詰め寄るが、ミチルはその少女をかばって、若い警察官を殴りつける。実はミチルも、かつて友達のひき逃げ事件の「目撃者」になったことがあった。21年の時を経て、2つの事件が闇が照らしだされていく。

 

 

いやーいつも通り、動かない!

 

と思うが、今回は伊月が奔走してたような気がする

 

 

あらすじからもわかるけど、今回子どもが関わってくる

鬼籍通覧シリーズ、解剖ラッシュが来るようで

事件に直接関係のない遺体の解剖シーンが入ってくる

 

今回もあった

最初の遺体はまだ5カ月の赤ちゃん

誰のせいでもない、どうしようもない死因

悲しい話だった…

 

 

そんな子どもの遺体の解剖した時

伊月が鑑定書に嘘を書こうと言い出す

 

そんなことは許されない。

たとえ誰を悪者にしないように、と思っていても…

そんな伊月の言い分にミチルがキレる

 

 

この話の大きな話になる、ひき逃げ事件

 

目撃者は子ども

目の前でひき逃げを見てしまったのだ

正しい記憶が残っていないのもうなずける

そんな、目撃者を嘘つきだと呼ぶ警察

 

その警官をミチルはぶん殴る

 

分かるか?

今回ミチルはずっとイラついているのだ

ずーっとイライラしている

 

その理由はキチンと本編で触れられている

 

 

ところで、間奏として飯食う人々という物がある

どんな時でも食べるシーンがある

ケンカしてるときも、怒っているときも、悲惨な事件があったときも

いつも食べている

 

死と生を並べているのだろうか?

 

 

無明の闇少しホラーだった…特に最後

 

 

 

本編はコチラから↓

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