夫が亡くなって1か月がたった


入院中から亡くなった後2週間の記憶はない


記憶してるのは

葬儀や役所関係の手続きに行ったこと


お金の管理や家の事も全て夫が独身時代のままで

お金の出入りをどうしていたのか分からなくて

スマホのログインIDを必死で試して

通帳、クレジットカードを探し

お金の流れを把握したこと


法要で会うたび「何かわかった?」って

聞かれるから調べる事に必死だった。


次第に夫に借入がある事が分かって

それ以上の何か大きな負債が

出てきたらどうしようと怖くて…


それに名義変更や解約手続きへ行く度に

この世から夫の存在が消えてしまうと思えて


手続きに踏み出せなかった記憶しかない

(今も何ひとつ相続出来ていない…)



この頃は、夫が亡くなった悲しさより

負の相続への怖さが勝ってた。


毎日毎日、夫の祭壇の前で

「良いようになるよう私のこと導いてね」

って話してた。