ようこそいらっしゃいました≧(´▽`)≦
こちらは本館もょもと の姉妹ブログ、その名も別館もょもとですww
もう少しいい名前考えたら変えます。
本館では、ゲームプレイ日記や映画、DVDなどの感想レビュー、漫画語りなどがあります。
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本題↓
このブログはわたくしモチコの妄想垂れ流し場となっております。
主な活動は創作小説を書いていくことです。
BLなどもあるので、ご注意ください。
ただ今執筆中↓
メイン更新のファンタジー小説。
ふたりの主人公が織りなす笑いあり、涙あり、暴力ありの小説になったらいいなぁww
学生ものBLをめざして、お題挑戦中。
三角関係とか、ドロドロしたものは期待しないでねw
一話読み切りです。
【騎士と狂王】 ※BL、暴力表現注意
異色BLを書きたくて、挑戦中。
舞台は日本ではなく、中世のヨーロッパといったところ。
珍しく三人称です。
【耳から尻尾まで】 ※BL、NL混在注意
獣の耳、足、尻尾をもった獣人のお話。
ただの人間に耳と尻尾が生えただけだと思ってください。
カップリングがある話もあれば、ない話など、好き勝手に書いております。
【慶喜と貴臣】 ※BL注意
参加させていただいているグルっぽ内でのお題消化小説。
お題消化のみの連載なので、一話読み切り。
設定⇒同棲社会人カップル。イヌ攻めツンデレ受け
それでは、ゆっくりしていってね(σ・∀・)σ落書き集 もあるよー
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1
雪の降る、真夏の事だった。
コンクリートで固められた道を、ひとりの少年はただひたすら歩いていた。
顔を真っ赤にさせ、身体を温めようと必死で両腕を身体の前で組んでいるが、始終ブルブルと全身を震わせていた。
それもそのはず、その少年は半そでのTシャツ一枚に、薄いジーンズしか身に着けてはいないのだ。
加えて靴もビーチサンダルだったものだから、体温を一気に奪われる羽目になった。
それこそ真夏の格好ではあったが、雪の降る世界には似つかわしくないものだった。
「まさか雪が降るなんて……」
ぽつりと呟いた口からは、真っ白な息が空へ上がって行った。
当時の地球は、異常気象と言うには生ぬるい程、その気候を変化させていた。
空は昼間でも赤く、日が沈むことは無い。
季節は姿を消し、今の季節が本来であれば何であるのかは、暦の上でしか知りえなかった。
一日の内に、何度天気が変わったのかもわからぬほど、目まぐるしく変化していく。
今日だって、35℃にまで上がった気温は、ほんの数時間で氷点下にまでなってしまった。
少年は積もり始めた雪に悲鳴を上げながら、なんとか目的地の家へたどり着くと、乱暴にその扉を叩いた。
程なくして、その家の住人が顔を出した。
彼は少年と同い年で、少年の幼なじみだ。
少年はその人物の顔を見た途端に、ぱっと笑顔になると、家の中へ入れてくれと願い出た。
その願いに彼は表情を崩さずに、身体をずらし、少年を家の中へ招き入れる。
外よりは幾分か暖かい室内にほっと息をつくと、少年は自らが雪によってずぶ濡れであることに初めて気が付いた。
「タオル持ってきてやるから、ちょっと待ってろ。それか風呂でも沸かしてやろうか?どうせ親もまだ仕事だし、夏夜も今日はバイトでいないし」
夏夜とは、彼の二つ上の姉である。
少年と彼とは、家族ぐるみでの付き合いであった為、生まれた時から共に知り合いだった。
特に少年の目の前にいる幼馴染みとは、生まれた月も、病院も同じだったため、お互いがまるで兄弟のようだった。
「ありがとう、でも着替えを貸してくれるだけで十分だよ」
「わかった」
彼は短い返事をひとつ、部屋の奥に引っ込んで行った。
少年はと言うと、やはり身体を震わせ、その場に縮こまるようにしゃがみ込んだ。
鼻の奥がツンとして、頭の中が少し重たくなった。
やがて、軽い足音を立て戻ってきた幼馴染みからタオルを受け取り、身体を拭き終わった頃には、身体は芯から冷えてしまっていた。
「こんな日に、そんな恰好で。お前頭はいいのに、こういう時は果てしなく馬鹿だよな」
彼の部屋へ入り、ヒーターの前に陣取った少年は、渡された衣服に着替えながら、その言葉を背中で受け止める。
少年は振り返ることもなく、ただ風が気持ちよかったからを理由にした。
ヒーターの熱い風に、少しつづ髪も乾いてきたようだ。
少年のクセのある髪が煽られ、普段は見えない額が顔を覗かせていた。
「なぁ、ハル。この雪が止んだら、川に行かないか?」
「川!?泳ぎにか」
「違うよ!そんなことしたら凍えて死んでしまう!オレさ、見たんだ。川の中にこーんな大きな魚が泳いでいたのをさ。まぁ、魚影でしかないけど」
少年は両手を広げて見せるが、ハルは増々顔を歪ませるばかりだった。
「……因みに聞くけど、リク。その川ってどこの川だ?」
「いつも行ってる、速水川」
速水川とは、彼らの家の間を走る一本の大きな川だった。
名前のとおり水の流れは速く、幅も4mから5mと広がっており、底も深い川だ。
人も車も、電車でさえも、大きな鉄製の橋を渡なければ、向こう岸へは行けない大川は、東側と西側に町を隔てる役割も担っていた。
東側には次第に栄えた街へと続く国道が走っており、西側には川の上流と共に山の中へ田畑を広げていた。
東側の町にはリクが、西側の町にはハルが住んでいる家がある。
「いいけど、この雪だろ?きっと増水していて、川の中なんてわかったもんじゃないよ」
ハルが窓の外を見ながら、しかしその声は意外にも行きたいという声色で呟いた。
長年ハルと共に過ごしていたリクは、すぐにその声色を読み取ると、
「だから雪が止んでからだって、そう言ったろ?」
と得意気に笑って、もうすっかり乾いた髪を乱暴にがしがしとかくのだった。
プロローグ
私は大役を任されることになった。
私の体験した事柄を、この世の中に、文字として、あるいは言葉として残さなくてはならない。
とは言っても、もう何十年も前の事だ、とても書けるものではない。
そう私の友人に伝えると、友人は小さく笑って私にこう教えてくれた。
「お話しをしてよ!」
「……あぁ、そうか、お話しか」
お話なら、少しは私にも書けるかもしれない。
私は書斎の机に座り、一冊の本を取り出した。
当時、私が付けていた日記帳だ。
パラパラと日記をめくり、文章を読み進んでいく。
その横で、私の友人は私にそっと耳打ちした。
「一緒に書き上げよう。昔みたいに、二人で一緒に。いいだろう?」
「あぁ、それならきっと大丈夫だ」
私の答えに、友人は満面の笑顔で、私にある物を手渡してきた。
一冊の真っ白な本と、一本の羽ペンだった。
真っ白な本は中身まで白く、文字は一つも見当たらない。
羽ペンに使ってある羽根は赤く、光り輝いていた。
「さぁ、本を開いて、ペンにインクを浸して。頭の中に浮かんだ一文を書こう。それが始まりだ」
友人は私を導くように、まるで歌でもうたうかのように、間延びした口調で言った。
私は彼の言う通り、本の初めのページを開き、インクのボトルを空けると、そこに羽ペンの先を浸した。
そうだな、書き出しはこうだ。
雪の降る、真夏のことだった。
第二話 俺、勝利!
※勝利視点
俺は大変なものを発見した。
その日はとてもよく晴れていた日で、俺はいつものように仲間たちと町をあっちへふらふらこっちへふらふら。
当てどもなく店を周ったり、冷やかしたりしていた。
その内の一人が、急に家の手伝いか何かで呼び出され、その日は解散になったのだ。
まだ日も高く、俺は少々遊び足りなかったので、いつもは行かない、森の方へ足を進めたのである。
生い茂った木々たちを押し分けて進むと、一か所だけ開けた場所に出た。
薄暗い森とは違い、そこは太陽の光が降り注ぎ、たくさんの色とりどりの花が咲いていてとても綺麗だった。
俺はここを、俺だけの場所にしようと決めた。
のだが……。
ある一匹のキツネがそれを許してはくれなかった。
そいつは俺とほぼ同じくらいの歳のキツネで、性別も同じだった。
だが、そいつは俺とは違い、真っ白なキツネだったのだ。
母と父から聞いたことがある。
白いキツネは忌み子と言われ、この里に不幸を招くと信じられ、恐れられているんだって。
なんでも、白いキツネは妖力とかいう力を持っていて、それがよくないんだそうだ。
それなのに、九尾(クビ)の一族の家で、白いキツネが生まれたらしい。
周りは生まれてすぐにその子を殺せだとか、島流しにしろだとか言っていたそうだけど、母親が頑なにそれを拒んだとか。
だから、まわりのキツネたちはそいつをよくは思ってないんだって。
俺も、白いキツネを見たら、絶対に話したりしてはダメだと両親から言われた。
話しかけられても、無視しなさいってさ。
でも、俺の前にいるこの白いキツネには、そんな妖力なんてあるとも思わなかった。
だって、俺よりも全然細くて痩せていて、全然強そうには見えなかったんだ。
「俺、勝利!勝利っつうの。お前は?」
だから声をかけた。
全身真っ白で、顔の半分を変な仮面で隠しているコイツに、とても興味がわいた。
その日は名前を聞いただけで逃げられてしまったけど、次の日もその場所に居たら、追い出されることはなく、一緒に遊んだ。
それからというもの、俺たちは毎日のようにその場所で、日が暮れるまで遊んだ。
名前は雪一というんだって。
ピッタリな名前だ。
雪一の白い毛は、とても綺麗だと思う。
太陽の光をきらりと反射し、夕陽の色をそのまま映す。
一度そのまま、思ったことを雪一に言ったら
「この毛は嫌いだ」
と言われてしまった。
「私はみなと同じような黄金がよかった。そうすれば、避けられることもなく、普通に生活できていたのに……。私はお前が羨ましい」
その言葉に、俺はなんと声をかけてやったらいいのかわからなかった。
ただ、小さくごめんと一言いうのが精一杯だった。
……でも……。
「俺は雪一が白いキツネでも、雪一のこと、大好きだぜ?一緒にいて、すんごく楽しいし、ずっと一緒にいたいと思うし。……そうだ!!なぁ、雪一!大人になったらさ、俺たち二人で旅をしようぜ!いろんなところを一緒に見て回ろう!」
「た、旅?」
「うん!オオカミの里や、イヌの里、ぐるっと回って、一周したら、また一周するんだ。ずっとさ!な?いいだろ?」
「……」
雪一はゆっくりとうつむき、何かを考えているようだった。
とは言っても、顔の半分を仮面で隠しているから、表情はよくわからなかったのだが。
しばらくして、雪一は小さく
「うん、わかった」
と言ってくれた。
俺は舞い上がって、尻尾を大きく振り、雪一に抱き着いた。
「約束したからな!」
「うん」
「絶対だぞ!」
「うん」
雪一は俺の言葉に何度も頷いてくれた。
それがまた嬉しくて嬉しくて、早く大人になりたいと、心からそう願った。
そんなある日、雪一が俺に言ってきたことがある。
確か、もう雪一と出会って、かれこれ5年ほど経っていたような気がする。
だが、俺はまだ彼の素顔を一度も見たことは無い。
「勝利、私に妹が出来た。名は椿という。これからは母の手伝いもあり、妹の面倒も見なくてはならぬため、しばらくここへはこれない」
「え?あぁ、ご出産おめでとう。つか、そうか、ほとんど来れねぇのか」
「そうだ。だから、母上に許可をもらった」
「なんの」
「お前が私の家に来てもよいという許可だ。お前の都合の良いときに、いつでも尋ねるがいい。場所を教えよう」
「は!?いいのか!?あんたは九尾の一族で、かたやただの大工の跡取り息子だぜ!?」
「構わぬ。それとも、嫌か?」
俺は首を思い切り横へ振り、全身全霊で否定した。
「とんでもない!!ありがとう、是非行かせてもらうよ」
意気揚々と雪一に連れられ、彼の家へお邪魔した。
彼の家はとても立派で、客室もあれば、茶室もある。
庭は綺麗に手入れされ、池には鯉が泳いでいた。
そこにいるキツネたちは皆とても綺麗な着物をきて、どれも豪華できらびやかだった。
身分の違いというものか……俺は自らがとてもみすぼらしく思えてしまった。
せっかく場所を教えてもらったのに、来てもいいと言われたのに、俺はあれから一度も彼の家を訪ねてはいなかった。
もうすでに3年の時が過ぎている。
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No.10 お頼み申す
自他共に認める、リクがいないと何もできない男。
つまりは俺なのだが、そんな俺でさえ、リクにすら負けない特技を持っている。
そして俺は、ノーあるトンビはハゲを隠すがごとく、その特技を隠しているのだ。
という訳で俺は今、リクの隣に腰かけ、まるで借りてきた猫のようにおとなしく、彼らの様子を見守っていた。
「鍵の確認をしても?」
「いいだろう」
リクは書き留めた紙を見ながら、鍵のひとつひとつを皐月に確認していった。
「青の鍵は法界へ行く鍵。使えるのは水のある場所。緑の鍵は天界、使えるのは太陽の出ている時間のみ。白は霊界、こちらからコンタクトを取れることは無い。黒が魔界、どこでも使える。赤がここ、楼界の鍵。使い方は天界へいる場合のみ。以上で合ってますか?」
「うむ、それでよい。そして注意点だが、鍵は使う者の魔力によって扉を作る。つまり、魔力が少ない場合、その世界への扉を作ることは出来ぬということだ。一つずつ試してもいいがね、まぁ、せいぜい法界で手一杯だろう。なに、徐々に力をつけていけばよい」
「はい。ハル、わかったか?」
突然リクが俺に話を振ってきたもんだから、俺は一瞬頭が真っ白になった。
こんな時、自分の頭の悪さというか、反応の鈍さに嫌気がさす。
「ごめん、何が?」
内容はわかっているつもりだが、何に対してわかったか?と聞いているのだろう。
いつもそうだ。
テストの問題から、先生の問いにしてもそうだ。
俺になにを聞いているのか、どんな答えを求めているのかが、俺にはわからないでいた。
俺の問いに対し、リクは呆れたように
「だーかーらー、鍵。鍵の種類とか、使える条件とか。何となくでいいからわかったか?」
と言った。
あぁ、そのことかと、俺は小さくうなづき
「……少しは」
とだけ答える。
それに対してのリクからのお咎めはなかった。
俺たちの様子を見て、皐月はあることを俺たちに言った。
「お前たちはこれから、右も左もわからぬ世界で旅をするのだ。その中でお互いが信頼し合える仲間というのは、そう会えるものではない。お互いを大事にし、協力し、見事成してみせよ。わずかではあるが、私もお前たちに期待しよう。さて、では肝心の仕事についてだが」
皐月は一呼吸おいて、俺たち二人をじっと見つめた。
黒い瞳はどこか幻想的で、それでいて高圧的な光を放っていた。
「天界でお前たちにした話を覚えているかい?」
「んと、なんだっけ、確か羽根の話と、あと……」
「オレたちの世界の王様が殺されたという話も聞きました」
「そう、その話だ。実はまだあの話には続きがあってねぇ。簡単にだが、それを話してやろう。お前たちの世界の王が殺されてから、その後継ぎが未だ決まっておらぬのだ。本当なら、今の王が次の王に羽根を渡したことにより、他の世界の王達からその存在を認められる。だが、前にも話した通り、その羽根がどこにあるのかわからぬ。よって、新たなる王も決まっておらぬのよ。そこで、お前たちに次の王の候補を探してきてもらいたいのだ」
「羽根じゃなくて?」
「お前たちの住んでいた惑星の名は地球だったか?そこでは何か異常なことは起こらなかったかい?」
皐月の質問に、リクは難しい顔をして答えた。
「毎日のように起こっています。法界の王が決まれば、オレたちの世界は少しでもマシになるのでしょうか」
「勿論だ。羽根がない以上は完全には元には戻せぬが、それでも今よりはよくなるだろう。王の力によって、他の世界との交渉を和らげることが出来るからね」
「だったら、やります!その候補を見つけて見せます!なぁ!ハル!!」
「お!?おぉ」
リクのあまりの気迫に、俺は半ば反射的に頷いた。
良くわからないけど、きっと人を探せばいいんだろう。
「で?どんな奴を見つけてくればいいんだ?」
「そういえば、そうだよな。あの、特徴とかは……?」
「ハハハッ、そんなものがあれば貴様ら等に頼ったりせぬわ」
たまにこの人素が出るというか、嘘がつけないよなと感じてしまう。
結局は俺たち信用されてないんじゃないか。
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007 サイコー
※群馬視点
柄にもなく、泣いた。
声を上げて、泣きじゃくった。
絶対、絶対全国行くって先輩たちと約束したのに。
三年の先輩なんか、この大会が最後だったのに。
「うん、うん、わかってるよ」
今迄、すっごく練習した。
上を上を目指してた。
「わかってるよ、群馬。相手が悪かったんだ」
なのに、軽々と相手は日本新記録なんて大それた記録を打ち立てて。
俺は飛べなかった。
背面でもダメだったのに、あいつは正面で軽々とだ。
「いるんだよな、そーゆー天才。泣くなよ群馬、お前が悪いんじゃないんだ」
「そうよー、だれも群馬くんのこと責めてないって。元気出して、次の試合に向けて頑張って」
「おい、今度からお前二年になるんだぜ?先輩がそんなんだったら一年不安がるだろ」
「そそ、俺たち安心して引退できねっての」
「今度はお前らの誰かが絶対アイツぬかせよ!試合観に行くからな」
「ごめんなさい、ありがとう先輩」
秋の大会が終わった。
俺たちの学校は全国に行くことなく、終わってしまった。
大会の後片付けをして、現地解散となった。
先輩や同級たちと別れて、俺はひとり、だれもいない会場へ行った。
どれくらいそうしていたのかわからなかったが、後ろから声をかけられ、俺は現実に引き戻された。
「群馬、やっといた。探したんだぞ!」
「香川……」
「二年から聞いたよ、お前号泣したんだって?」
「うるさーい」
「ははは、その……」
「んー?」
「帰ろうか」
「……うん」
香川は何も言わず、ずっと俺の横にいてくれた。
家にも帰らず、俺は香川の家にお邪魔させてもらう。
香川の部屋でつけたテレビで、今日のヒーローが映し出される。
香川は慌ててチャンネルを変えようとしたが、俺は別にいいよとだけ言った。
そのヒーローはインタビューに笑顔で答えている。
お前のせいで、とは言いたくない。
「でも、こっちはサイテーの気分だバカヤロー」
呟いて、また悔しくなって、香川の部屋で泣きじゃくった。
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