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先日、静岡県沼津市社会福祉協議会様が主催して
開催された「陽菜のせかい」上映と講演に加えて
グループワークと意見交換は、とっても贅沢な
時間でした⏳
グループワークでは、高校生と一般の二手に分かれて
CANから2つのテーマを提供して話し合ってもらいました。
ケア経験のない高校生が
「もし自分が陽菜だったら」と自分がきょうだい児
になったと仮定して話し合った一部をご紹介します
【高校生A】
お母さんが一人で障害のある息子の世話をして
いるのに自分だけ好きなことやるのって心苦しい。
自分だけが家を出たら「お母さんに悪いな」って
思うから自分も近くの大学を選んで親を助けたい。
【高校生B】
わたしだったら親友になら家族の事情を打ち明ける
かもしれないけど、ちょっと知ってるくらいの知人
には打ち明けない。相手によって受け止め方に
温度差があると思うから。
【高校生C】
僕が陽菜の立場だったら誰にも打ち明けない。
大変そうって思われたくないから。
映画を観て解説を聞いた上でイメージすると、
実際のきょうだい児と同じことを感じたり考えたりして
くれるのだということが分かった事例となりました。
きょうだい児の擬似体験をした高校生らの
意見を聴いた市民の方々もとても驚いていました。
今回の結果を通して分かったのは
・親を思い図って家庭からの巣立ちを躊躇する
・身近にいる信頼できる人を厳選して打ち明ける
・誰にも伝えない
といったきょうだい児と同じことをイメージすること
ができたということです。
きょうだい児の周囲にいる人々に理解を促す際には、
こうした視点が非常に重要であることの確信を得ること
ができました。
この方策展開に自信を持って出前授業を実施していき
たいと考えています。
また、この他にも
民生委員の方からは「どうやってヤングケアラー
を見分けられるんですか?」と質問がありました。
わたしからは「ヤングケアラーは一見して分かる
ものではありません」と伝えた上で、「家庭訪問の
際に、親から離れたところで子どもに介護の状況を
確かめてほしい」とお願いしました。
なぜなら、小中学生、高校生がフル稼働で介護を
しているケースが見受けられるからです。
他にも、陽菜のせかい(映画)の中で
陽菜が母親に進路の相談を試みた時に
「幸太のおかげで進学できるようなもんよ」と
いわれるシーンはどこからヒントを得たのですか?
と聞かれました。
親から見れば障害児には大学受験や教育費がかからず
経済的負担が少ないから、障害のない子は障害児の
恩恵を受けていると思ってしまいがちです。
しかし、それはきょうだい児には傷つくんです。
親の口から子どもにそのまま言わないでほしいですね、
きょうだい児に配慮をしてほしいと思います。
ここには書ききれないくらい、他にもたくさんの
気づきがあったイベントでした。
今年度も沼津市で同じようなイベントを開催して
いけたら嬉しいです。さらに多くの学生さん達と
意見交換をしていきたいと思います
沼津市社協の皆様、参加してくださった高校生や
市民の皆様、ありがとうございました。






