こんにちわ、もちこです。
突然ですが、ホラゲーにはいくつか種類がありまして、急に驚かす系、ジャパニーズホラーのような這い寄る系、スプラッター・グロ系、狂気・幻想系など、どれも独特の怖さがあってよいものです。
ちなみに、私の話で恐縮ですが、ホラゲー好きを自称する私にも苦手なものがあります。
それはスプラッター・グロ系の作品。
バイオ7・モータルコンバットX、Saw、outlast、ドラッグオンドラグーン等、食欲のなくなるタイプのグロ系は、見る前に高見盛のごとく気合を入れています。
分かって頂ける方も多いと思いますが、スプラッター・グロ系は独特の気持ち悪さがありまして、
例えば主人公の指が食われるとか、足がちぎられるとか、内臓を引きずり出されるとか、
そういった描写は見ているだけで「ウウウヒヒイイイイイイ」という奇声をあげて体が痛くなるような感覚を体験します。
ですが、グロ系はグロ系特有の良さがあるのもまた事実。
そんなわけで、ここ最近私が最も気持ち悪く、同時に良いと思ったグロ系のゲームを紹介したいと思います。
タイトルは【HOUSE】。
2020年10月にBark Bark Gamesが開発したホラーアクションゲームです。
このゲームの特徴は、粗いドットで表現された映像であるにも関わらず、妙に想像力を掻き立てるグロテスクな死に様を幾度も見せられるところです。
最初に前置きしておきますが、このゲームはとにかく死にます。死にゲーと言っても過言ではないでしょう。
しかも自分だ死ぬだけならまだしも、登場人物もすぐに死んでしまいます。
この時点で人を選ぶゲームとは思いますが、単純な死にゲーではなく、面白いギミックが潜んでいるため、このゲームは非常に人気がありますよ。
このお話の舞台は、とある家の中です。呪われた家の中で
主人公は緑の服を着た女の子。スキップするように歩き、動くたびに長い袖がひらひらして楽しそうです。
キャラクターを含めたゲーム内のドット絵も可愛らしいのですが、どこか暗く、不穏な気配も潜んでいます。
音楽も非常に静かで、絵本のような世界観で良いです。
自室で目覚めた後に部屋を出ると、妹と母親、そして猫と出会います。
彼らはピアノを弾いたりご飯を作っていたりと、各々好きなことをしているのですが、家の中で彼らを放っておくと、様々な状況に陥って勝手に死んでしまうんです。
例えば、ピアノの上で揺れているシャンデリアが落ちてきて妹が死んでしまったり、キッチンの雨漏りしている床で滑って母親が死んでしまったりと、質の悪い冗談のような展開になります。
家にあるアイテムを駆使して彼らの死を防ごうとしても、また別の原因が死を招いたりと、とにかく最初は死んでしまいます。
それもそのはず、どうやらこの家は何かに呪われているらしく、即死トラップが仕掛けられていたり、突然大きなネズミが現れたり、腐乱死体の置いてある隠し部屋があったり、動く影が付きまとったりと、ただの家ではありません。
あなたは呪われた家から家族を助けるでしょうか。それとも殺してしまうでしょうか。
もし生かしたいのだとしたら、出てくる登場人物の行動を把握しなければならないので、最初はひたすらに死んでしまうかもしれません。
逆に、出てくるキャラクターを殺してしまうのは非常に簡単ですよ。そういった道具やシチュエーションは、色々と用意されています。
物語は父親が帰ってくるまでに、誰が生きているか死んでいるか、主人公が何をしていたのかによって迎える結末が変わります。父親の帰宅
非常に短いゲームですが、パズルのように様々なアイテムを駆使する必要があり、なかなかやり応えがありますよ。
エンディングは三つに分岐していていますが、すべて制覇するには数時間程度かかるかもしれません。
見た目以上に暗くて意味深なゲームなので、ぜひプレイしてみてください。
グロテスクですが、不思議な中毒性のある作品です。
では、今回はこのへんで失礼します。また今度。
DLはこちらから。
Steam:HouseTry to survive through the night in a house that's trying its best to kill you and your family.
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引用元:もちこのホラーゲーム紹介~HOUSE~