子どもが虫取に行った時に、友達にあげるからと言ってクワガタを余分に4匹採ってきて、4人の友達にあげていた。
そしたら、次男はあげたい友達が居たのに、なぜかその子とは違う近所の子どもがもらったらしい。
次男の説明ではどうしてそうなったのか分からないが。
イヤな予感が。
なぜなら、その子の母親は、多分虫が好きではない。
私の予想通り、その子の家の前を通ったら、
虫かごは外(庭)に置いてあった。
想像してほしい、この酷暑の中に外に置かれるクワガタのことを。
せめて玄関に入れてほしい。
クワガタ(カブトムシも)は暑いのにも乾燥にも弱い。
我が家はクワガタもカブトムシも室内で飼育していて、毎日虫かごに水のスプレーをかけて乾燥しないようにしている。
おかげでクワガタは3~5年生きてるものも居る。
でも文句は言えない。
だってもう所有者は私じゃない。
それに子どもの友達。しかも近所。人間関係もある。
本当は言いたい。せめて玄関に入れてほしい。家には入れたくないならその虫は返してほしい、と。
(まぁでも母親が虫嫌いなら、返してほしいって言ったら喜ばれるかも?)
子どもには説明した。
次男がクワガタをあげた子のうちは庭に虫かごがおいてあった、と。
子どもはクワガタの飼い方を分かっているから、外に虫かごを置かれることはどういうことか分かるから、黙ってうつむいた。
そして約束させた。
もう友達にあげるためなら採ってこないでほしい。
林の中で静かに生活させてあげてほしい。
カブトムシの幼虫(サナギ)を三匹飼育していて、カブトムシの成虫が既に二匹居るから、サナギは成虫になったら友達にあげるかもと言っていたけど、やめさせた。
全てうちで飼育することにした。
うちはオスメス同居はさせないし、一匹に1つの虫かごで飼育するからケンカもしないからうちで飼えば冬まで生きる。
子どもは飼いたくても親は飼いたくないかもしれない。
クワガタ一匹、カブトムシ一匹で、室内飼育して、毎日水のスプレーをかけて、エサは毎日必ずチェックして、週に一度は虫かごを水洗いして干して、とまで子どもの友達にいちいち説明しに行くわけにもいかないし…
でも気持ち的には説明しに行きたい。けどそれは出来ないから、もう昆虫を大切に飼育しない子どもには譲渡はしない。
大切に飼育してくれるかこちらで判断出来ないから、もう友達には虫は一切あげない。
保護活動してるわけじゃないんだけど、保護活動みたいなことを私も子どもも学んだ気がする…