今回の地震でも「千羽鶴だけは送るな」が話題になっていますね。

私は歪みに歪んだ性格と感性のおかげで「折り鶴送られてもただ綺麗なだけでメリットなさすぎでしょ」と昔からずっと思い続けていましたが、やはり伝統文化がナントカ、気持ちとして〜みたいに考えて鶴を送りたい人もいるんでしょうね。

私には理解不能とはいえ、頭ごなしに否定しても反発されるだけというもの。

とりあえずどうしても千羽鶴を送りたい人向けの対処法を考えました。


①デジタル千羽鶴

適当な裏紙とか包み紙を使って鶴を折り、写真をSNSにアップ。

この時の注意点は、新たに折り紙を買ったりしないこと。

経済を回すのは大事だけど、そのお金を寄付に使う方が(多分)優先的に取るべき行動。

既に手持ちの折り紙があるような人は分かりやすく「手持ちの折り紙で作りました」みたいに書いておくと良い。


②復興記念千羽鶴

一言で言うと「復興してから鶴送りましょ」ということ。

どの段階を復興と呼ぶか…という問題はあるものの、緊迫した状態の今被災真っ只中の地域に送りつけるよりはマシなはず。

例えば、復興して大きなショッピングモールでも完成したタイミングで「復興おめでとう!お疲れ様でした。」の気持ちを込めて送るとか。

オープン記念の生花を鶴に変えるとかで良くないですか?


③鶴デザイン梱包

印刷した鶴のイラストとか鶴がデザインされたシールを支援物資の梱包材にぺたっと貼るだけ。

段ボールとか水濡れ防止のビニール袋とか貼れる場所は沢山ありますからね。

できるなら札束の帯(って呼び方で良いのかな?)にシールでも貼って送れば実用的。

「捨てるのが勿体ない」と思って保管することになったとしても大して場所も取らないはず(少なくともリアル千羽鶴よりは)。

ちなみに手書きの鶴イラストは「そんなことするよりもっと色々あったでしょ」と思わせてしまう可能性も高い為控えた方が無難。


どれも緊急でやるべきことではないと思うけど、0か100か〜の思考で全否定するよりはマシでしょ。

身近な人が千羽鶴を作ろうとしていたらとりあえずこういう対処法をお試しください。

(多分他にも別のアイデアを出している人も沢山いらっしゃると思うので色々お試しください。それでも駄目だったら最悪発送前に燃やすとかでも多分許されますから…。)