はっきり言って、今の日本が「少子化対策」だと言って色々やっていることは大体全部間違いです。
むしろ逆効果になっている場合も確実にあります。
そもそもですが、「出生数は減っているのに高齢者は増えてる」くらいの知識しかない人も結構いそうですよね。
「子供の自殺」は増えているのにそもそもそれを知らないか、目を向けようとしない。
成人している「若者」に区分される人の自殺も多いけど。
精神疾患患者も明らかに増えてるけど。
本気で「少子高齢化対策」をしようとするなら、子供を産ませること"だけ"を重要視するべきではないはずです。
子供を産んで育てる費用を税金で負担し、子育て支援なんて言って働きやすい環境になんかしたらどんなデメリットがあるのか、よく考えたことはありますか？
「お金が貰える！自分でも稼いで増やせる！」と思って、産んで、命だけを生かし、将来の親孝行でキャッシュバックや介護をさせるだけの『悪徳"生産者"』が増えますよ。
税金がかかるせいで搾取はするのにリターンは少ないから、産まない選択をした人・するしかなかった人は生活できなくなりますよ。
大人になったら苦しい生活が待っていると正しく理解してしまったら大人にならないうちに自殺する子供や若者が増えますよ。
本当に国を変えたいなら、本物の少子高齢化をするべきです。
例えば、出産費用等を減らして子供を『増やす』ことではなく、今存在している既にいる子供や若者を『維持する』こととかです。
そもそもの話ですが、「なければ増やせばオッケー」なんて考えは時代遅れです。
地球環境の変化…この場合は環境資源の枯渇等が問題になって、資源を大切にする考えが広まっている今、今の日本のしていることはどう考えても時代に合っていません。
勿論、全く増やさないのはまず無理ですし維持もできない以上いくらかは増やす必要があるかもしれませんが、流石に今の政策はやりすぎのように思えます。
今少子高齢化対策と謳って使っている税金を治療に回して、病気を増やさない・病気は素早く治して手遅れにしない・寿命ではなく健康寿命を伸ばす…とかならそこそこやりやすそうな気がします。
そうすれば貴重な働き手が減りにくくなりますよ。
若者の治療できる病気は治したり進行を緩やかにしたり発作の頻度を抑えたりして仕事への支障を極力減らす。
高齢者の介護は減らし、年齢が上の方であっても元気な高齢者であれば働いてもらう。
それにプラスして、高齢者ができる仕事、できれば高齢者の方が適職である仕事を増やすとかですかね。
これはアイデア勝負なところもありますし、案外こっちの方が簡単かもしれないです。
私の祖母がそうなのですが、しょっちゅう旅行に行ったりもしているんです。真夏にコロナワクチンを打ってから遠くのボウリング場まで歩いて行って何ゲームもしたりもしているんです。年金貰ってるのに。若者より元気なのに。でも仕事は全くしていない。
そろそろ年齢だけで判断するのやめませんか？
若者はどんなに重い障害や病気があっても無理矢理働かされるのに高齢ならなんでもアリなんて不公平すぎます。(昔働いてたから許せと言う人もいますがそもそもの環境が全然違いますからね。)
すぐに思いつくのは、ハンドメイド作品を作って海外向けにも売り出す仕事をするとかですね。
オンラインの仕事とかは難しい高齢者も多いでしょうからその辺はほぼ若者の仕事として、和装小物作りとかならできる人も多そうじゃないですか？
私は浴衣とかつまみ細工とか好きだし需要はありそうですけど。
あ、ちなみに老眼だと難しいと言われている針に糸を通す作業ですが、糸通しを使えば私のような軽度乱視&ジストニア持ちでもできるので多分老眼持ちでもできます。
一昔前は特に「裁縫は女のやることだ」と言われていましたし、高齢者の中でも女性ならできそうな人多いと思いますけどね…。
あ、ちなみにですが、祖母の知り合い(友達？)に男性だけど裁縫大好きという人もいるそうなので「男だから無理！」は嘘です。ある程度はそうかもしれないけれど絶対ではないです。
それに、仕事をする→収入を得る喜びがある→やりがいを感じる…みたいなことで認知症予防の効果もあるんじゃないですかね？
仕事を辞めてから認知症になったというケースもあるらしいですし本人の意志さえあれば転職感覚で負担になりにくい仕事をしてもらうのもアリだと思うんですけど実際のところどうなんでしょう？
やっぱりまだ実現できていないのってそれなりの理由があるんでしょうか？
もし特に理由がなかったり、解決できそうだったりするのであればすぐにでも実現させてほしいです。
本当は他にも色々するべきなことはありますけどまずはその辺りからですかね。
もしちゃんとよく考えて「正しい少子高齢化をします！」って宣言して実現してくれるような政治家がいてくれるなら選挙も頑張って投票するかもしれないんだけどなぁ…。