通勤途中の電車内でのこと…
「きゃっ!え、蜂!?」
「いや、カナブンじゃない?」
ブンブンと飛び回るカナブンに
各所から小さな悲鳴が上がっていました。
蜂じゃないだけマシでしたが、私も虫は大の苦手で、
お願いだから近くに来ないで…!もうじっとしてて…!
とヒヤヒヤしていました。
顔なんかに止まられたら卒倒してたと思います。
すると、私の目の前にいた
オタクっぽい男性二人組のうち一人が
「カナブンだー」
言いながら手を伸ばし、なんとカナブンをキャッチ!
他の人のことを考えてか、
ペンケースらしきものへ入れてくれました。
そしたら信じられないことに、
近くにいた若い女子たちが
「うっわ!きも、持って帰るんじゃね?」
とまぁまぁな声量で笑いながら話していて…
若者がこわくなったおばさんもちこでした。
てめぇらの服に入れたろか?と思いました。
きっと周りの人のことを考えてやってくれたのに…
もし自分の身内とかに言われてたら
間違いなくキレてたと思います。
周りの人のことを考えられる人って素敵ですね
オタクっぽいとか思ってごめんなさい。
令和の時代にこんな出来事に遭遇して
少しだけ心が温かくなった出来事でした。
(あの若者さえいなければ本当に良い出来事だった)
もちくんも虫が触れる男になってもらいたい!
(もっちゃんは虫が大嫌いで、見るだけで固まる)