どこか不思議で、他の子と少し違うもっちゃん。


1歳半になって歩くのは更に上手になり、

よく転ぶものの元気に動き回っていました。


児童館に行くと、たくさんのおもちゃがあり

気になるおもちゃを触ってはすぐ別の場所に移動し、

常に歩いているような感じでした。


本棚にはたくさんの絵本があり、

絵本を何冊も出して開き、見るわけでもなく

放置して他の場所に移動してしまいます。


私はすぐに絵本を本棚に戻してもっちゃんを追いかけ…

自分の世界に入っているもっちゃんを

追いかけ回すのが色んな意味で苦痛でした。


児童館にいる間は一切私の方を見ず、

少し隠れてもっちゃんの様子を見ていたのですが

ママがいないことなんて全く気にならない様子です。


同じくらいの月齢の他の子を見てみると、

みんなママと一緒におままごとをしたり、

一つのおもちゃでしばらく遊んでいる様子でした。


これはただの性格の違いだ!

と思えればよかったのですが、

どうしても他の子と比較しては

ネガティブな感情になってしまい、

児童館に行く回数がぐっと減ってしまいました。



1歳半になってすぐ、

予約が取れたので1歳半検診に行きました。


事前に記入する問診票を見てみると

積み木は積めるか、とか

単語をいくつか話すか、みたいな

項目がありました。


全部【はい】にチェックできれば

問題なしになるようです。


ですがもっちゃんは

【いいえ】が2〜3個ありました。


・単語をいくつか話すか

・わんわんどれ?と聞かれて指をさすか

あと一個は忘れましたが、

この2個は【いいえ】になってしまいました。


言葉の遅れに関してはずっと心配していましたが

話せる単語は「パパ」一語のみ。


しかも父親を意味するパパであればいいのですが、

人であれば誰でも「パパ」と言うので

話せる単語としてカウントしていいのかも怪しく…


そういえば、歴史上の人物の銅像を見て

もっちゃん「パパぁ」

と言っていたときにはさすがに焦りました。



そして1歳半検診当日、

病院嫌いのもっちゃんはギャン泣き赤ちゃん泣き


優しそうな小児科医がおもちゃを差し出し

なんとか泣き止ますことに成功して

テストが始まりました。


小児科医「わんわんはどれ?」


絵本には犬や猫などの動物がいくつかいました。


もっちゃんはボーッと絵本を見つめ、

すぐに目を逸らして試合放棄しました。


小児科医「ちょっと難しそうですね。緊張してるだけかもしれませんが、やっぱりお家でもできないですか?」


もちこ「できないですね」


小児科医「単語もまだ話さないということですね…紹介状を書くので、発達の専門医に診てもらいますか?その方がお母さんも安心できますよね?」


もちこ「はい、お願いします…」


ということで、1歳半検診は再検査になりました昇天

わかってはいましたが、
やはり普通より遅れてるんだな…
という現実を突きつけられました。

正直、1歳半検診は自己申告な部分が多く、
親が「この子はできます!」と言えば
当日はできなくても再検査にならなそうでしたが、
もっちゃんの今後のためにも
私はありのままの発達状況を伝えました。


エトヴォス ミネラルファンデーション パーフェクトキット