みなさん、こんにちは。
メガネ女子まのです。
常日頃から、
メガネとモチアガールを愛する私。
モチアガールは、
どんな所でどんなふうに作られているのだろう?
商品についてはわかるけれども、
具体的な製造工程やこだわり、
そもそも
「Mochi a girl」
っていう名前の由来ってなんだろう?
あれ?
思いのほか、よく知らないぞ。
これでは、モチアガールを語るにはひと味もふた味も足りない。
どんなところで
どういうこだわりで
作られているのか、
ぜひとも知りたい…!!
…ということで、
行ってきました!
モチアガール工場見学!!
有限会社マサル産業
工業用ゴム製品の加工会社です。
そう、モチアガールは、
工業用のゴム製品を加工する技術があったからこそ
開発されたのです。
今回お話を伺ったのは、加藤かをり社長。
女性の社長さんです。
工業用ゴム製品という
オトコっぽい製品の中から、
モチアガールという
女子力の高い商品が産まれたのは、
社長の女性目線あってこそ。
社長が、
仕事を終わって家でメガネをかけてテレビを見ていたときに、
エクステをつけたまつげが当たってじゃまだなーと
感じたのが、
開発のきっかけのようです。
確かにまつげのエクステつけると、
すぐにレンズに当たったりするんですよね。
さっそく、工場を見学させて頂きました。
屋根の高い工場の一角で、モチアガールは製作されています。
工程としては、ざっと15工程もあります。
① モチアガール専用のシリコンを切って計る。
まずは、原材料となるモチアガール専用の
シリコンを必要量に切って計ります。
このシリコン、
板状になっていまして
触らせて頂きましたが、
通常のシリコンよりも透明度が高く柔らかいうえ、粘着力も強い。
イメージ的には、スライムみたいな柔らかさかな?
不謹慎ながら、
これを丸めて床をペタペタしたら、
すみっこの細かいゴミがよく取れそう、
と思いました。
それほど、粘着力と柔らかさ、透明度があります。
② シリコンを金型に入れる
こちらは、職人さんが素手で入れております。
ちなみに金型は170℃!
かなり熱い!!
触ったら大変です。
しかし、シリコン自体が透明度が高く、
ほこりがつきやすい素材のため、
素手でさっと入れないと、
すぐにほこりがついて
不良品となってしまうそうです。
ほこり厳禁なのに、異物がつきやすい。
かなり気を使う素材とのこと。
ちなみに、モチアガール以外の製品で使う通常のシリコンはこちら▼
触ったかんじも、かなり硬く、
「こっちなら断然ラクなのに!!」
と職人さんがおっしゃっていました。
モチアガールこだわりシリコンは、
職人泣かせの素材なのですね。
③ 成型する
金型から出てくるところは、
鯛焼きが焼き上がった瞬間と似ています。
蓋をはずすと、
たくさんのモチアガールが並んでいました。
④ 余分なゴムをエアーで飛ばしてはがす。
金型からはみ出した余分なゴムを風で飛ばしていきます。
ここも、実は職人さんの腕の見せ所。
エアーを入れる角度で、
ゴムがうまく飛ばせるかどうかが変わります。
エアーを入れすぎると金型の温度が下がってしまい、
次がうまく仕上がらなくなってしまうそう。
いい角度にムダなく風を送り、熱い金型からさっと外す。
このあたりは、モチアガールの素材と機械だからこそ
行なう独自の技術なのだそうです。
⑤ 2階の作業場で、1個ずつ洗浄する。
成形されたモチアガールを特殊な薬品で洗浄します。
ここでは、まだモチアガールたちは
たてよこにつながったままでいます。
⑥ 乾かす。
⑦~⑨ 接着
企業秘密のため詳細はお伝えできませんが、
接着だけでも3工程ほど行なうとのこと。
気になりますねえ。
⑩ モチアガールの型に抜く
モチアガールの型を手作業で一個ずつ抜いていきます。
専用の型とハンマーを使っていました。
⑪ 1個ずつ検品
不良品がないか、
ひとつひとつ、人の目で確認していきます。
⑫ 台紙に入れてシールを貼る。
⑬ 製品を入れる
⑭ 酒精綿を入れる
⑮ 封をして、完成!
おおー、やっとできた。
見学してみて、
「思った以上にかなり人の手間がかかっているんだな」
と思いました。
金型成型の、
鯛焼きならぬ、モチアガール焼きのところ以外は
すべて人の手と目が行なっています。
作業工程やチェックもかなり細かいのでは?
加藤社長に伺ってみました。
「確かに、会社の都合で言ったら、
5~6工程に減らした方がいろんな面で楽です。
でも、できるかぎり
皆さんに快適に使ってもらうことを考えて、
そのためにこれだけの手間をかけています。」
使う側の立場ですべてを考えて
妥協なく製品を作ること。
社長のこだわりがそのまま形になっているように感じました。
今回の工場見学は、
オートマチックな大量生産ではなく、
『手づくりの究極の一品』
という印象でした。
いいものを作るためには妥協なく、
細かいところにまでこだわって製品を作る。
日本のものづくりのよさがそのまま再現されているかのようです。
あ、そういえば。
モチアガールの名前の由来を聞かなくちゃ!
「名前をどうしようかって言っていたときに、
会長が
『メガネがもちあがるからモチアガール... ちがうかー』
って」
えっ…、
まさかとは思ったけどダジャレ!?
「それでも、
いろいろカタカナやアルファベットを当てはめてみたら、
雰囲気がよかったんですよね。」
なるほど、
メガネが持ち上がるからモチアガール。
まつ毛が当たるのが気になる女子たちに向けて、
mochi a girl
実際は、ナチュラルが一番よく出ていて、
男性のご愛用者も多いそうです。
いかがでしたでしょうか?
正直なところ、
見学するまでは
もっと簡単に機械で作られているものだと
考えていました。
実際に工場で手間ひまかけて作られている工程を見ると、
愛着がまた湧いてきますね。
◯ 関連リンク
▽モチアガール®公式ホームページ🎵
▽ビューティー用鼻パッド
▽ビジネス用鼻パッド
www.mochiagirl.com/business.php
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